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2014年3月19日 (水)

騙されてはいけない969―今起こっている福島原発事故・「多核種除去設備の性能が低下、通常100Bq/Lが1千万Bq/Lオーダー!?」

東電の318日に公表した記者会見配布資料と「多核種除去設備B系統出口水放射能濃度上昇について」とネットのNHKニュースからです。

「ALPS(多核種除去設備)と呼ばれる汚染水の処理設備で、放射性物質を取り除く性能が大幅に下がっている」とNHKニュースは報道、17日に採取した処理水の分析で、「全βの放射能濃度が、通常、処理前に比べて100万分の1程度まで下げることができていたのが、10分の1程度にしか下がっていなかった」のだそうです。

東電は「多核種除去設備B系統出口水放射能濃度上昇について」を報告、B系統の出口水が全βで通常0.1Bq/c㎥程度が1Bq/c㎥オーダーとしていますが、記者会見配布資料の報告では単位がリットルとなっており、通常100Bq/L程度が1千万Bq/Lオーダーです。

B系統の問題ですが、A系・C系の設備も「処理が不充分の可能性があることから、念のため、A系について同日13:38、C系について13:39 に処理を中断」としています。

つまり、「採取した処理水の分析」を待たずに、即座に“同時停止”ですから、問題は深刻ではないか? と心配です。

多核種除去設備が長く停止すると、滞留している汚染水の処理計画がよりタイトになるのです。

Photo 

<東電の報告>

H26/3/18 多核種除去設備(ALPS)では、汚染水処理設備にて処理した廃液を用いた試験(ホット試験)を行っているが、3系統(A系,B系,C系)あるうちの1系統(B系)について、12:04 にフィルタの酸洗浄のため停止している。B系はすでに停止中であるが、3/17 に採取したB系の処理後の出口水の全ベータの分析結果が10の7乗Bq/L 程度であることを確認した。多核種除去設備(ALPS)の入口水については、全ベータで10 の8乗Bq/L 程度であり、処理が不充分となっている可能性があることから、念のため、A系について同日13:38、C系について13:39 に処理を中断した。現在、現場状況等を確認している。

『福島第一 汚染水処理性能低下で原因調査(318 18:17更新 NHKニュース

東京電力福島第一原子力発電所の、ALPSと呼ばれる汚染水の処理設備で、放射性物質を取り除く性能が大幅に下がっていることが分かり、東京電力は処理を止めて、原因を調べています。

福島第一原発では、ほとんどの放射性物質を取り除くことができ、汚染水対策の要とされる処理設備、ALPSの試運転が行われています。

東京電力によりますと、このALPSにある3つの処理系統のうち、フィルターの清掃のため停止していた系統で、処理性能が大幅に下がっていることが分かりました。

17日に採取した処理したあとの水を分析したところ、ベータ線という種類の放射線を出す放射性物質の濃度が、通常、処理前に比べて100万分の1程度まで下げることができていたのが、10分の1程度にしか下がっていなかったということです。

原因は分かっておらず、東京電力は原因や処理性能を調べるため、運転していたほかの2つの系統も含め、すべての処理を18日午後1時半すぎに停止しました。

東京電力は来月以降、ALPSを本格運転に移すことを目指していますが、これまでにもポンプの故障などで停止するトラブルが相次いでいて、安定した運転ができるかが課題になっています。

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