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2014年3月28日 (金)

騙されてはいけない976―今起こっている福島原発事故・「敷地境界における実効線量の見直し、8.04mSv/年から9.73mSv/年」

東電の327日に公表した記者会見配布資料「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画の一部補正について」とネットのNHKニュースからです。

東電は特定原子力施設に係る実施計画の一部補正について、「福島第一原子力発電所の敷地境界における実効線量の制限に関するこれまでの特定原子力施設監視・評価検討会における議論および「東京電力福島第一原子力発電所敷地境界における実効線量の制限の達成に向けた規制要求について」の内容を踏まえ,実施計画を補正」として、敷地境界における実効線量の見直しを行っています。

要は敷地内にガレキや汚染水の貯留施設が増え、敷地内に放射線源が増加して実効線量を見直さなければならなくなったのです。

そのために、「RO濃縮水貯槽G7エリア及びDエリアを追加」や「廃液RO供給タンク,濃縮水受タンク,SPTタンクを実態に合わせた線源条件に変更」、「瓦礫一時保管エリアC,エリアL,エリアP1を実態に合わせた線源条件に変更」で、結果として最大地点(No.7)における実効線量が8.04mSv/年から9.73mSv/年に増加しています。

つまり、敷地内の放射能被爆条件、作業環境が悪くなってきているのです。

NHKニュースはまた、「多核種除去設備A系の停止」を報じていますが、最大地点(No.7)に近いエリアのRO濃縮水などの高濃度放射性廃液を早く処理し、汚染水の貯留をなくして線源を減らさなければ実効線量は低減しません。

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『汚染水処理のALPS 再びトラブルで処理停止(327 14:07更新 NHKニュース

トラブルが相次ぎ、25日、運転を再開したばかりの福島第一原子力発電所の汚染水の処理設備、「ALPS」で処理中の水が異常に濁っているのが見つかり、東京電力は3つある系統の1つで処理を停止しました。

福島第一原発の汚染水処理設備「ALPS」は、ほとんどの放射性物質を取り除くことができ、汚染水対策の要とされていて試運転が続けられています。

「ALPS」では今月18日に1つの系統でフィルターが故障し、処理性能が大幅に低下するトラブルが起きたほか、24日には設備内のタンクで水漏れが見つかり、復旧作業を終えた25日、3系統のうち2つで処理を再開しました。

ところが、再開したばかりのA系と呼ばれる系統で、27日午前10時半ごろ、ポンプで処理設備本体に送り込まれる汚染水が、異常に白く濁っているのが見つかり、東京電力は、A系の処理を停止しました。

東京電力は何らかのトラブルが起きているとみて原因を調べていますが、処理の再開の見通しは立っていないということです。

東京電力は、来月以降に「ALPS」の本格運転を目指していますが、相次ぐトラブルでその具体的な予定は決まっていません。

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