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2014年4月 5日 (土)

騙されてはいけない985―今起こっている福島原発事故・「強い降雨の影響、あいつぐトラブル!?」

東電の44日に公表している記者会見配布資料と「福島第一原子力発電所構内タンクエリア配置図(G5タンクエリア)」、「G5タンクエリア外側堰(工事中)からの雨水の漏えい状況(写真・動画集)」からです。

東電は「福島第一原子力発電所構内タンクエリア配置図(G5タンクエリア)」を掲載しているのですが、何故掲載か説明がありません。

記者会見配布資料の報告文に、「G5タンクエリア堰内に溜まった雨水が二重堰(外側)工事中の型枠下部から染み出している」とあり、多分そのG5タンクエリアの説明図だけ掲載したようです。そして、写真・動画集には「G5タンクエリア外側堰(工事中)からの雨水の漏えい状況」がありました。

いずれにしても、4日は豪雨の所為? か、色々なトラブル、不具合が出ているのですが、まだ、梅雨や台風は先です。

G501 

<東電の報告>

H26/4/ 4:15 頃 3号機タービン建屋1階西側廊下エリアに設置した建屋内漏えい警報が発生。その後、現場状況を確認したところ、3号機廃棄物処理建屋中央操作室の天井部から流れ込んだ雨水(指3本程度の流れ)が3号機タービン建屋1階西側廊下エリアに流入して、当該漏えい検出器が動作させていることを確認。また、本日0:004:00 までの福島第一原子力構内の降雨量は約36mm であり、高い降雨量となっている。(本日4:005:00 においても約23mm の降雨量)このことから、当該漏えい警報の発生は、雨水によるものと判断。

漏えい水の分析結果は以下のとおり。

<3号機タービン建屋1階西側廊下エリアの建屋内漏えい水分析結果(4/4 採取)>

・セシウム134 8,100 Bq/L

・セシウム137 22,000 Bq/L

・全ベータ : 29,000 Bq/L

・全放射能 : 31,000 Bq/L

なお、放射能濃度が高い理由としては、雨水が3号機タービン建屋1階まで流れるまでに、建屋内に付着した放射性物質が取り込まれたものと推定。

H26/4/ 4:46 モニタリングポスト(MP)の№8は、本設備の機器故障が発生して、無線式の代替測定器にて監視を継続していたが、6:03 に無線式代替測定器の機器故障が発生し、6:10 より欠測。なお、その他のモニタリングポスト(MP)については、異常なし。モニタリングポスト(MP)№8の欠測の対応として、7:00から人為的な測定を開始。なお、線量当量率は2.5μSv/h であり、無線式代替測定器が欠測する前の測定値と同じ値であった。また、無線式代替測定器の機器故障から人為的な測定を開始するまでの欠測時間は、6:106:50 であり、欠測時間におけるモニタリングポスト(MP)、およびプラントパラメータに異常なし。本設備のモニタリングポスト(MP)№8の機器故障については、正常に復旧したことから、8:10 から本設備による測定に切り替えを実施。

H26/4/ 5:30 頃 強い降雨の影響により、No.1 ろ過水タンク堰内に雨水が溜まり堰から溢水したことを、当社社員が確認。溢水時、強い降雨に対応して当該堰内水をノッチタンク(3基)に移送していたが、降雨量が多く溢水してしまった。その後、吸引車により4,000m3ノッチタンクへ移送を開始し、8:25、溢水が停止したことを確認。

No.2 ノッチタンクの水については排出基準(※)を満足していることから、9:0110:05 に排水を実施。

No.1 ノッチタンク水については吸引車により、8:2010:1010:1510:30 に、4,000m3 ノッチタンクへの移送を実施。

No.3 ノッチタンク水については吸引車により、10:1510:35 に、4,000m3 ノッチタンクへの移送を実施。

各ノッチタンク内の水の分析結果は以下のとおり。

No.1

・セシウム13739 Bq/L

・セシウム13425 Bq/L

・ストロンチウム9010 Bq/L *簡易測定結果

No.2

・セシウム137:検出限界値未満(検出限界値:18 Bq/L

・セシウム134:検出限界値未満(検出限界値:12 Bq/L

・ストロンチウム90:検出限界値未満(検出限界値:2.2 Bq/L)*簡易測定結果

No.3

・セシウム13730 Bq/L

・セシウム134:検出限界値未満(検出限界値:12 Bq/L

・ストロンチウム90:3 Bq/L *簡易測定結果

()排出基準:

・セシウム13415 Bq/L 未満

・セシウム13725 Bq/L 未満

・その他のガンマ核種が検出されていないこと(天然核種を除く)

・ストロンチウム9010 Bq/L 未満(簡易測定法により計測)

・タンク内の水質等を参考に、他の核種も含めて告示濃度基準を満たすこと

また、溢水した水については、発電所構内A排水路に流れている可能性があることから、当該ろ過水タンク周りの側溝出口(A排水路入口)の水を採取、分析したところ、排水基準値未満であることを確認。

<A排水路水分析結果(4/4 採取)>

・セシウム134 :検出限界値未満(検出限界値は13 Bq/L

・セシウム137 20 Bq/L

なお、No.1 ろ過水タンクは溶接式タンクであり、当該タンク内にはH25/4/2529 にかけて、地下貯水槽No.1 に貯槽していた濃縮塩水を貯槽しているが、タンク内の水位は現在59.2%で、この数日は変化がないことから、タンク内の水の漏えいはないと判断している。

H26/4/ 7:00 頃 福島第一原子力発電所南側にあるG5タンクエリア堰内に溜まった雨水が二重堰(外側)工事中の型枠下部から染み出していることを、パトロール中の当社社員が発見。強い降雨の影響により当該タンクエリア堰内水位が上昇し、内側仮堰(高さ約25cm)からオーバーフローし、現在施工中の外側堰(高さ約1m)型枠下部から水が染み出たもの。水が染み出している型枠部分に土嚢を設置した。

当該堰内水の分析結果は以下のとおり。

<G5タンクエリア堰内水分析結果(4/4 採取)>

・セシウム134 :検出限界値未満(検出限界値は12 Bq/L

・セシウム137 :検出限界値未満(検出限界値は17 Bq/L

・ストロンチウム90 :検出限界値未満(検出限界値は2.2 Bq/L

上記の分析結果より、当該堰内水は雨水であると判断している。

なお、G5タンクエリア内には多核種除去設備で処理した水を貯蔵しているが、水位については有意な変動は確認されていない。

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