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2014年4月17日 (木)

騙されてはいけない998―今起こっている福島原発事故・「多核種除去設備のHICからの漏れ、7トンの超高濃度汚染水」

東電の416日に公表している記者会見配布資料と「多核種除去設備(ALPS)におけるHICからの吸着材とろ過水の混合物のオーバーフローおよびクロスフローフィルタAスキッドの漏えい警報発生について」からです。

東電は表面や雰囲気線量だけで漏れた汚染水の分析結果を出していませんが、かなりの高濃度汚染水が多核種除去設備内に出ているはずです。

「オーバーフロー範囲は約8m×約9m×深さ約10cm」ですから、7トンの超高濃度汚染水です。

オーバーフローの状況(写真・動画集より)

02 

写真では分からないのですが、超高濃度汚染水は設備の下の床に溜まっている?ようです。

01 

<東電の報告>

4/16 12:19 頃多核種除去設備(ALPS)において、高性能容器(HIC)からオーバーフローしていることを協力企業作業員が発見。現場調査の結果、多核種除去設備(ALPS)側の吸着塔から吸着材2用HICに、ろ過水を注入して吸着材を送り出す作業中、HICから吸着材とろ過水の混合物がオーバーフローしたものと推定。オーバーフロー範囲は約8m×約9m×深さ約10cm でジャバラハウス内の堰内にとどまっており、その後、仮設の移送ポンプを停止したことにより、同日13:24 にオーバーフローが停止したことを確認。なお、協力企業作業員の身体に放射性物質の付着はなく、設備の損傷等の異常は確認されていない。また、モニタリングポストおよびダストモニタの指示にも有意な変動は確認されていない。オーバーフロー箇所および雰囲気の線量測定を実施した結果は以下のとおり。

・表面線量率 70μm 線量当量率(ベータ線) 0.2mSv/hcm 線量当量率(ガンマ線) 0.008mSv/h

・雰囲気線量率 70μm 線量当量率(ベータ線) 0.3mSv/hcm 線量当量率(ガンマ線) 0.03mSv/h

また、同日12:36 頃、多核種除去設備(ALPS)において、「クロスフローフィルタ*1Aスキッド2近傍タメマス*2漏えい」警報が発生。現在、当該警報の発生とオーバーフローの関係について確認中。

*1後段の吸着塔でストロンチウム吸着を阻害するイオン(マグネシウムやカルシウム等)の炭酸塩を除去するフィルタ

*2オーバーフローした水を集水する設備

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