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2014年5月11日 (日)

騙されてはいけない1016―今起こっている福島原発事故・『核ゴミ処分場「国内で見通し」 懸念も』・・なら、ルブアルハリ砂漠は?

ネットの510日のNHKニュースからです。

「経済産業省の専門家会議は、好ましい条件の場所を国内で選定する見通しが得られたという報告書の案を大筋で了承」という報道ですが、私的意見ですが、多分無理です。

日本の国土は狭すぎで、人があらゆるところに住んでいます。台風や豪雨、地震と津波があり、河川の流れる周りが海です。少なくとも半径50km以上のほぼ人が住んでいない、何もない土地が必要ですがありません。

ロシアや北朝鮮にはありそうですが、いくら将来的に仲良くしても政治や軍事的に利用される懸念があり、核処分場の場所を頼むのはかえって薮蛇です。

そこで提案ですが、サウジアラビア半島の先にあるルブアルハリ砂漠を考えては! と思うのです。日本だけでなく世界の核処分と研究を兼ねた施設をルブアルハリ砂漠のど真ん中に作るプロジェクトを日本が提案するのです。もちろん、UAE,オマーン、イエメン、特にサウジアラビアなど関係国の許可が必要です。

ルブアルハリ砂漠(ウィキより)

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ルブアルハリ砂漠は世界最大級の砂砂漠で長さ1000キロメートル(600マイル)、幅500キロメートル(300マイル)、雨がほとんど降らないので海へ流れる河川がありません。砂漠の真ん中辺りは、人もほとんど行ったことがない、何も無い所です。

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砂漠周辺の三方が海に囲まれていて、世界中の核廃棄物の運搬に船舶が使えます。アプローチも砂漠周辺部は都市が無い、無人地帯があるので安全です。

膨大な投資プロジェクトとなりますが、日本が率先して提案して、国内の核処分場に必要な費用から捻出(1兆円くらい?)するのです。投資の見返り(核処分以外、日本企業への需要:道路・施設建設や淡水化設備、大規模プラント)は大きいはずです。

世界の核兵器の処分場も兼ねれば、平和にも貢献します。

もっといえば、世界の燃料研究のメッカ? にして。増殖炉や核融合(人口太陽)、反物質などの研究施設を併設して、世界中のヤバイ(危険な)研究をここですればいいのです。

ただ、余りに学者が集中してしまい何かが? あると、それらの研究をする人(学者)が居なくなり、研究が遅れるか? 出来なくなる可能性があります。

身から出た錆、かえって「それで“終わり”は、いいのでは?・・」とも思えます。

『核ゴミ処分場「国内で見通し」 懸念も(510410分 NHKニュース)

いわゆる「核のゴミ」を埋める処分場に適した場所を科学的に検討してきた経済産業省の専門家会議は、好ましい条件の場所を国内で選定する見通しが得られたという報告書の案を大筋で了承しました。

ただ、一般からの意見では懸念や批判が多く、専門家会議は処分の安全性を引き続き検証していくことにしています。

原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のゴミ」を地下深くに埋める処分場について東日本大震災によって不安が高まっていることから、経済産業省は地震や火山、それに地下水などの専門家による会議を去年10月に立ち上げ、安全性を検証しながら処分場に適した場所を科学的に検討してきました。

9日の会議では、活断層の周辺や火山から15キロ程度の範囲、それに海や川による浸食が大きい場所などには建設しないことを盛り込んだ報告書の案が示され、大筋で了承されました。

案では、最新の科学に基づいて検討し、好ましい条件の場所を国内で選定する見通しが得られたとしています。

ただ、この案について一般から意見を募集したところ、「環境への影響がどの程度なのか議論されていない」とか「影響が及ぶ『数万年以上』の安全性について検証が不十分」といった懸念や批判が多く寄せられました。

報告書の案を受けて、国は処分場に適した地域を科学的に示す方針ですが、処分の安全性については専門家会議で引き続き検証していくことにしています。

ルブアルハリ砂漠

アラビア半島南部の3分の1を占める世界最大級の砂砂漠。サウジアラビア南部、オマーン、アラブ首長国連邦(UAE)、イエメンの4カ国に広がる。アラビア語では、アッ=ルブア==ハーリーと呼ばれ、英語では「空虚な4分の1」と訳されたが、何も無い所というのが本来の意味に近い。

ルブアルハリは、長さ1000キロメートル(600マイル)、幅500キロメートル(300マイル)。最近まで大部分が探検されていなかった。ベドウィンでさえ、その辺縁を移動するにすぎない。にもかかわらず、この砂漠へGPSを装備したツアーを提供する旅行会社は存在する。1931年にバートラム・トマス(Bertram Thomas)が、史料に残る最初の西洋人としてこの砂漠を横断した。

夏の気温は、夜は氷点下、正午には摂氏55度に達する。エッフェル塔 (324m) より高い砂丘もある。ルブアルハリは、地球上で最も近寄りにくい環境の一つともいわれる。しかしながら、この砂漠には生命が繁殖している。いたるところにクモ類、げっ歯類、植物を見出すことができる。NGO 世界自然保護基金 (WWF) の生態系区分「エコリージョン」(ecoregion)では、かつては「アラビア砂漠および東サヘロ=アラビア乾燥低木地に、現在は「アラビア高地疎林と低木林」に区分されている。

砂漠化は、この1000年間に進行した。3世紀頃までは乳香交易のキャラバンがこの地を横断していたが、砂漠化がこの地をキャラバン交易路が横切るのを困難にした、現在では不毛の荒地が広がっている。失われた都市ウバル (Ubar) もこのような交易に依存していた。その後はナジラン地域のような部落がいくつかあり、水源や石油基地と結ぶ道路も何本か存在した。砂漠の周囲は世界で最も石油に富んだ地域で、とくにサウジアラビアでは巨大な埋蔵量が見つかっている。ガワール油田は砂漠北部から南方に伸びる世界最大の油田で主要アラブ軽質油を産出する。シェイバ油田はUAE近くに位置する。(=ウィキペディア)

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