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2014年5月16日 (金)

騙されてはいけない1021―今起こっている福島原発事故・「格納容器から漏えい場所、3号機で初確認!?」

東電の515日に公表している記者会見配布資料「福島第一原子力発電所3号機主蒸気隔離弁(MSIV)室内調査結果 <速報>」とネットのNHKニュースからです。

東電の報告に出ている写真は小さいので、まず、写真・動画集からの各部の写真を紹介します。

主蒸気配管D

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主蒸気配管C

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主蒸気配管B

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主蒸気配管A・主蒸気系ドレン配管

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床面北側

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床面南側

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東電は床面の水の流れの方向も示しています。深さの表示がなく、分かりませんが構造物の図面から推定できると思います。

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『格納容器から漏えい場所初確認(515 2209分 NHKニュース

東京電力福島第一原子力発電所3号機で、事故で溶け落ちた核燃料がある格納容器の、配管の貫通部から水がすぐ外側の部屋に流れ出している様子が確認され、東京電力は格納容器からの汚染水の漏えい場所とみて止める方法を検討することにしています。

格納容器からの漏えい場所が具体的に確認されたのは初めてです。

福島第一原発3号機では、事故で溶け落ちた核燃料がある格納容器の損傷を調べるため遠隔操作のカメラを使った調査が行われています。

この調査で、格納容器のすぐ外側の主蒸気隔離弁室と呼ばれる部屋で格納容器内部から伸びる配管を通すための貫通部から水が流れ落ちている様子が確認されました。

水は鉛筆2本から4本分の太さで継続して流れ落ちていて、床全体に広がりながら、格納容器と反対の方向に流れているということです。

東京電力は配管の貫通部が損傷して、核燃料を冷やした汚染水が漏れ出しているとみて止める方法を検討することにしています。

メルトダウンが起きた福島第一原発の1号機から3号機では格納容器が損傷し、汚染水が流れ出していますが、具体的な漏えい場所が確認されたのは初めてです。

格納容器の損傷か所を特定するための調査は1号機では、汚染水が流れているのが見つかった格納容器の底の部分を中心に、2号機では、格納容器の下部にあるドーナツ状の圧力抑制室という部分を中心に遠隔操作のロボットで調査が行われることになっています。

いまの計画では、溶け落ちた核燃料は格納容器の損傷を補修して水をため、放射線を遮りながら取り出す方法が想定されているため、今後の調査や補修方法の検討の結果が注目されます。

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