騙されてはいけない1051―今起こっている福島原発事故・「高性能多核種除去設備の建設！？」

東電の16日に行われた「廃炉・汚染水対策現地調整会議（第10回）」の「【資料１】汚染水に関わる現場進捗状況」の「（５）多核種除去設備処理の再開および増設／高性能多核種除去設備の工事進捗状況について」からです。

東電は新たな高性能多核種除去設備の建設を始めています。既設の多核種除去設備はホット試験中ですが、不具合が多発していて本格稼動が出来ない状態です。予定では6月19日よりＣ系統も稼動して、３系統全てが稼動となるようです。

 

既設の多核種除去設備の経験を生かした、新たな高性能多核種除去設備の建設を急がねばなりませんが、５月初旬より、建屋基礎工事実施中、６月初旬、電気品室建屋完成、７月上旬より、機器据付工事開始予定としていて、本格的な高性能多核種除去設備はまだ先？　のようです。

参考として、平行して建設されている「サブドレン浄化設備」の工事進捗状況もあります。

 

 

以下は場所を分かりやすく、マップでプロットしたものです。（大体の場所）