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2014年6月28日 (土)

騙されてはいけない1061―今起こっている福島原発事故・「福島県漁連組合長会議説明資料―港湾内海底土被覆工事(その2)」

東電の626日の記者会見配布資料「福島県漁連組合長会議説明資料」の「福島第一港湾内海底土被覆工事(その2)の工事概要について」からです。

港湾内の海底土被覆工事の説明ですが、(その2)としているのは「被覆済みの取水路開渠」の2箇所があるからです。14号機原子炉建屋前と56号機前の港湾部を“取水路開渠”と言うのは始めて知りました。

汚染地下水の噴出防止ではなく、「港湾内海底面を被覆し、海底の汚染物質の拡散を防止する」ものだそうです。被覆面積が約18m2で、「 H26年度末までに港湾全体を海底の土砂の状況に合わせて被覆します」として、厚さは10cm程度と比較的薄いものです。ちなみに「被覆済みの取水路開渠」は60cmの厚さの被覆です。

「その後、H27年度に状況を確認後、追加の被覆を計画しています」とあるので、被覆の厚さの追加を考えているようです。

その方面の専門ではないのですが、海底土の被覆に使用する被覆材はAとBがあるのです。セメント(固化材)の配合の違いで、“早く固まるけれど軟弱なもの”と“遅く固まるけれど強度があるもの”を2層に、場所によって使い分けるようです。

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