私の世界・知らない世界―「世界脆弱国家ランキング!?」
ネットのCNNのニュースからです。
「“平和基金会(The Fund For Peace)”が毎年発表している世界で最も脆弱な国家ランキングで、南スーダンが首位(=最悪)」という話です。
“The Fund For Peace”のHPに“The Fragile States Index 2014”があり、「私たちは、10年間“脆弱な国家指標”を示してきました。FSIは、リスクの指標に焦点を当て、新聞記事やレポートの数千に基づいて、コンピュータにより利用可能なソースデータからソフトによって処理されています。
私たちは、このインデックスを参考に、議論していただき、持続可能な安全性のため、ヘルプガイド戦略の中で利用されることを最も期待しています。世界的に高い安定性を促進するためのアイデアを開発するため、この“脆弱な国家インデックス(=ランキング)”を利用するようお勧めします。」とありました。
脆弱国家ランキングのトップ(=最悪)の南スーダンから36位のルワンダまでです。7位アフガニスタン、10位パキスタン、13位イラク、15位シリア、その間14位にコートジボアールがあります。北朝鮮は26位でまだまし? と思ってしまいそうです。
次いで悪い35位のシエラリオネから66位のガテマラです。ブータンが64位に入っていますが、平和な幸福一杯の国だけれど、生活の質(医療など)が西欧諸国の価値観からすると悪いのと、知らなかったのですが「1990年に反政府運動激化」というような、南部居住のネパール系住民が国外に脱出し難民化する、「ブータン難民問題」もあるようです。(=ウィキより)
次いで67位のイスラエルから109位のスリナムで、68位中国、81位インド、85位ロシアなどが入っています。
次いで110位のサモアから153位のチリで、ブラジルが125位、137位ギリシャ、148位イタリア、150位スペインです。
最後に、良い方のトップ25位までで、日本は157位で韓国はその前の156位、アメリカが159位です。
最高がフィンランド、次いでスウェーデン、デンマークと続いています。
『世界脆弱国家ランキング、南スーダンが最も脆弱
(2014.06.28 Sat posted at 12:09 JST)
(CNN) ワシントンDCに拠点を置く非政府組織「平和基金会」が毎年発表している世界で最も脆弱な国家ランキングで、南スーダンが首位となった。
米国は、脆弱国家ランキングでは178カ国中159位、「大変安定している」国ランキングでもフランスや英国を上回ったが、過去1年間に最も悪化した国の1つに挙げられた。
平和基金会の脆弱国指数およびランキングは、人口圧力、貧困、経済的衰退、人権、政治的行き詰まりなど、社会、経済、政治に関する12の指標を基に作成されている。
脆弱国指数は昨年まで失敗国指数と呼ばれていた。昨年まで6年連続で首位だったソマリアは2位に後退。3位以下は、中央アフリカ共和国、コンゴ民主共和国、スーダン、チャド、アフガニスタン、イエメン、ハイチ、パキスタンと続き、内戦が続くシリアは15位にランクされた。
また過去1年に最も改善が見られた国ランキングでは、意外にもイランが首位となった。その理由として、平和基金会は「最近の政治的・社会的混乱の後」やや安定したため、と説明している。
一方、過去1年間に最も悪化した国ランキングでフランスが7位にランクされた。平和基金会は「政治的、経済的低迷が主な理由」としている。首位は内戦が泥沼化し、暴力や残虐行為が横行している中央アフリカ共和国で、米国はシンガポール、タイとともに8位にランクされた。平和基金会は理由として、議会の混乱や昨年の政府機関の一部閉鎖を挙げている。』
平和基金会(The Fund for Peace)
ワシントンD.C.に拠点を置く非政府組織であり、各種利権から独立した非営利団体として研究・教育活動を行っている。 1957年に投資銀行家のランドルフ・P・コンプトンによって設立されて以来、平和基金会は戦争の回避と紛争の原因となる状態の緩和に取り組んでいる。2007年で創立50周年を迎えた。最近、平和基金会の研究は、主に弱小または失敗国家によって引き起こされる衝突を同定し、これを減少させることに焦点を当てている。
平和基金会は毎年、人口統計学的困窮度・難民の存在・経済成長の格差あるいは激しい経済の減退・なかんずく派閥化した特権階級の出現のような社会指標・経済指標・政治指標を基にして国家の比較安定度を評価した失敗国家指数 (Failed States Index) を発表している。
平和基金会はまた、「脅威の収束」、あるいは弱小または失敗国家が大量破壊兵器の拡散およびテロといった地球的安全保障に対する脅威の原因となる可能性があるという考えについても検討している。
もうひとつ別に進行中のプロジェクトは、国内紛争に対する平和基金会の地域応答プログラム (The Fund for Peace's Regional Responses to Internal War Program) である。このプロジェクトでは、国内紛争における人道主義的および軍事的介入について国際的討議を強化することが意図されている。本プログラムは、発生すべき地域人道主義の危機に対処する方法について合意に至ることを期待し、地域の指導者が地域の重要性を議論するために集うことを企図している。本プログラムの焦点は、アフリカ、アジア、南・北・中央アメリカ、ヨーロッパという4つの地理的地域におかれている。(=ウィキペディア)
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