騙されてはいけない1066―今起こっている福島原発事故・「1号機主排気ダクトからの空気の漏えい」の福島第二
東電の写真・動画集のリンクされていた、「福島第二原子力発電所1号機主排気ダクトからの空気の漏えいについて」からです。
福島第一の話しとは別に、福島第二の「1号機主排気ダクトからの空気の漏えい」と言う報告です。
事故に至らなかった第二原発の稼動停止中原子炉の「1号機主排気ダクトからの空気の漏えい」は説明によれば、9m(高さ)×1.7m(幅)の排気ダクトの腐食と思われる穴が1.5cmということです。
原子炉の専門家ではないので、何とも言えないのですが、「そんなに問題なの? 大したこと、ちゃうやん!・・」と思ってしまうものです。
福島第二の1号機でも原子炉から使用済燃料プールへの燃料の移動作業を行っているようで、「直ちに中断するとともに、その他の管理区域内の作業についてもすべて中断」としています。
主排気筒は高さ120mもあって、1~4号機の排気を受け持つものであることが、マップで見るとよく分かります。
<東電の報告>
『平成26 年6月27 日 東京電力株式会社 福島第二原子力発電所
平成26 年6月26 日午前11 時10 分、福島第二原子力発電所1号機主排気筒付近の
主排気ダクトに直径約1.5cm の穴があり、建屋換気空調系の空気が漏えいしているこ
とを当社社員が確認しました。
当該箇所周辺の放射性物質濃度を測定した結果、検出限界値未満でした。
これに伴い1号機では、原子炉から使用済燃料プールへの燃料の移動作業を行って
おりましたが、直ちに中断するとともに、その他の管理区域内の作業についてもすべ
て中断しております。
その後、1号機の建屋換気空調系を停止したところ、空気の漏えいが停止したこと
を確認しました。
主排気ダクトの穴については、昨日、応急処置を行い、本日、建屋換気空調系を起
動して確認したところ、空気の漏えいはありませんでした。また、類似箇所について
確認したところ、異常はありませんでした。
これらを受けて、中断していた燃料の移動を含めた管理区域内の作業について順次
再開しました。
今後、原因について調査してまいります。
なお、主排気筒モニタおよびモニタリングポストの指示値に有意な変動はなく、外
部への放射能の影響はありません。 以上』
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