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2014年7月17日 (木)

私の世界・知らない世界―「干上がる湖・・!?」

ネットのウィキなどで、トゥルカナ湖のことを調べていて「200から300万年前、この湖はもっと広く肥沃な湖であり、化石人類の生活の中心であった」と言う記述があり、「へー・・、もっと広くて、肥沃だったのかぁ・・」と感心したのです。そういえば、「アラル海は消失の危機に直面している」のです。

アラル海は海? といわれるほど広くて、確か小学生の頃(55年くらい前)、地図オタクの友人の影響を受け、高価な世界地図を母にねだって買ってもらったのですが、その地図で見たアラルは海と言ってもよいほど広かったのです。(ただ、ウィキでは塩湖なので海? だそうです)

トゥルカナ湖(ジオの写真より)

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アラル海(マップより)

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 世界の大きな湖で、“干上がっている”のは、チャド湖もです。そして、気候変動など自然の問題だけでなく、灌漑やダムなど人の手によることも大きい原因なのです。

チャド湖の変遷(ウィキより)

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現在のチャド湖(マップより)

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江西省北部にある中国最大の淡水湖、鄱陽湖(ポーヤン湖)も水位変動の激しい湖で、“長江の洪水期、水位調節の役目”もあるのですが、“干上がり問題”が懸念されています。

鄱陽湖の場所

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近くで見た鄱陽湖

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トゥルカナ湖 (Lake Turkana) またはルドルフ湖 (Lake Rudolf)

アフリカ大陸の大地溝帯にある湖である。大部分はケニア国内にあり、北部がエチオピアに属している。面積は6405km2で、琵琶湖の約10倍あり、砂漠にある湖としては最大であり、アルカリ性の湖としても世界最大である。

湖の周りは暑く乾燥した地域であり、火山岩が多く存在している。中央の島は活火山である。陸地の気温の変化に比べて水温の変化はゆっくりしているため、湖の周りでは強い風が吹くこともある。

オモ川など3本の川がトゥルカナ湖には注いでいるが、トゥルカナ湖から流れ出す川はなく水の減少要因は蒸発のみである。それにもかかわらず、1975年から1993年の間に水位が10m下がっている。さらにオモ川のエチオピア領には大型ダムの建設が進められており、将来的に水利用が進むとアラル海のように消失の危機に直面する可能性がある。・・・

古人類

200から300万年前、この湖はもっと広く肥沃な湖であり、化石人類の生活の中心であったと考えられている。リチャード・リーキーはこの周囲で人類の進化を知る上で重要な発見をしている。200万年前のホモ・ルドルフエンシスの化石である"1470番頭蓋"は1972年に発見された。最初はホモ・ハビリスと同一の物と考えられていたが、人類学者たちの検証により新しい種であると判断された。ホモ・ルドルフエンシスの名称は湖の当時の名前であるルドルフ湖にちなんでいる。1984年にコモヤ・キメウはホモ・エレクトスのほぼ完全に近い化石のトゥルカナ・ボーイを発見した。近年では、ミーヴ・リーキーが350万年前の頭蓋骨を発見している。(=ウィキペディア)

アラル海

カザフスタンとウズベキスタンにまたがる塩湖である。名前の由来は「島が多い」という意味のトルコ語である。「湖」ではなく「海」と称するのは「塩湖」だからである。

チャド湖

チャド、ニジェール、ナイジェリア、カメルーンの4ヶ国にまたがるアフリカ大陸中央部の湖である。現在、灌漑・気候変動により面積が10%以下まで激減しており、問題になっている。

鄱陽湖

中華人民共和国江西省北部、長江南岸にある湖。中国の淡水湖では最大。北緯29度00分、東経116度10分に位置する。贛江・撫河・信江・饒河(鄱江)・修水などの長江支流がここで流入する。湖の表面積は、季節により146km2から3,210km2まで変わり、長江の水流を調節する役目もしている。

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