私の世界・知らない世界―フランス、初期の核開発!?
英国だけでは片手落ち? なので、フランスの核実験の紹介です。
最初のフランスの核実験は“ジェルボアーズ・ブルー”といって、1960年にアルジェリア戦争中の1960年2月13日、サハラ砂漠内のアルジェリア中部で行なわれたものです。
フランス最初の核実験の場所(近くに、もう一箇所ある)
「French Nuclear Test "Gerboise Bleue"」というYouTube上の実験映像から動画を選択・編集したものです。
何か、悪魔のようなもの? が実体化するプロセスを見ているようです。
“sonicbomb.com”の写真は1966年からフランス領ポリネシアのムルロア環礁で行われた“アルデバラン(Aldebaran)計画”の水爆実験です。
ムルロア環礁
上の表1について、「フランスは、1960年から1996年までの37年間に、アルジェリア領サハラ砂漠とフランス領ポリネシアで計210回の核実験を行った(表1)。ひとつの特徴は、フランス核実験の数がその核軍備の規模の割に多いことである。その背景には、フランスの戦後外交を貫くド・ゴール主義がある。」とあります。(=「世界のヒバクシャはいま」というサイトから)
つまり、軍備に無関係に政治的威力を示す? 目的で、核実験を平和の象徴みたいな南洋のポリネシアで、ド・ゴールは2百回以上もの核実験をしてしまったのです。
ジェルボアーズ・ブルー(Gerboise Bleue、「青いトビネズミ」)
1960年に実施されたフランス共和国最初の核実験のコードネームである。また同名のドキュメンタリー映画もある。アルジェリア戦争中の1960年2月13日、サハラ砂漠内のアルジェリア中部、で行なわれたフランス初の原子爆弾による核実験である。ピエール・マリ・ガロワ将軍はこの原爆の開発に尽力し、père de la bombe A ("原爆の父")のあだ名を付けられている。Gerboiseは砂漠に住む齧歯類の名前であり、Bleue、"青"はフランスの国旗の最初の色である。そのため、第二、第三実験は順番に"白" (Gerboise Blanche) 、"赤" (Gerboise Rouge)と名付けられている。この実験の成功によって、フランスは米ソ英に継ぐ4番目の核保有国となった。ジェルボアーズ・ブルーは70キロトンのエネルギーを放出し、これは当時最初の核実験としては最大の出力であった。参考までに他国の最初の核実験の出力を挙げておくと、アメリカのトリニティ実験(20kt)、ソ連のRDS-1(22kt)、イギリスのハリケーン(25kt)であり、これら3つの合計よりも大きい。・・・(=ウィキペディア)
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