私の世界・知らない世界―イエメン、シーア派の“Houthi”反乱軍！？

ネットのＢＢＣニュースからですが、「イエメン政府とシーア派の“Houthi”反乱軍は、この数週間の政治危機を終えることを目的に協定に調印」と報道しています。以下そのニュース写真とサヌアの街をマップで紹介です。

○フセイン・アルEzzi（“Houthis”の政治的幹部）は、サヌアの会議で協定に調印しました

 

以前に『混沌？　のスンナ派とシーア派』で紹介した図を再掲しますが、イエメンのサネア北部はシーア派の多い地域です。

   

イエメンのサヌア

 

○日曜日の休戦協定の報告が出た同じ頃、北サヌアの軍事基地はHouthi”反乱軍に攻撃を受けた

 

○（伝えられるところでは）武装した“Houthi”反乱軍は日曜日にサヌアの重要拠点を支配

 

＜最近の鍵となる出来事＞

7月29日－燃料価格が約２倍になり、政府は経済改革の一部として燃料助成金を提案

8月18日－“Houthis”はサヌアで抗議集会を準備

8月31日－“Houthis”のリーダーは市民に抗議キャンペーンを呼掛ける

9月２日－大統領は、政府を解散することに同意し、助成金カットを説明すると約束。“Houthis”はその動きを拒絶

9月10日－保安部隊は政府建物の外で“Houthis”の抗議者7人を射殺

9月18日－“Houthis”との衝突でサヌアのスンニ派民兵が40人の死者(仲間？）を置き去りにした

9月21日－“Houthis”はサヌアの重要な建物を占拠。総理大臣は辞任。新しい統一政府のための協定に署名される

「新しい統一政府のための協定に署名」ということですが、何か？　「より混迷（内戦）に向う１里塚・・」のような気がして心配します。

何しろ、スンナ派とシーア派です。