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2014年10月12日 (日)

騙されてはいけない1148―今起こっている福島原発事故・「豪雨で上昇? の観測孔の放射性物質濃度!?」

東電の109日と11日の記者会見配布資料「福島第一港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果(その2)」と10日の「タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況等について」からです。

9日の「港湾内、放水口付近、護岸の詳細分析結果」は地下水観測孔№1-6の分析結果だけですが、セシウム134(半減期2.065年)の17,000Bq/Lやセシウム137(半減期30.1年)の51,000Bq/L、コバルト60Co-60:半減期5.27年)の2,100Bq/L、全βの210Bq/Lと過去最高値を更新しています。

分析に時間の必要なトリチウムを除き、急いで公表したようで、11日には他の観測孔のデータとトリチウムを含めて同じ9日分の分析結果を公表をです。

これで見ると、地下水観測孔№1-17でトリチウムの値が過去最高値を更新して15Bq/Lにもなっています。

H404 

地下水観測孔№1-6の地下水位の状況について、「タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況等について」の「地下水位の挙動(1-2号機間:98日~1010日)」と「1-2号機間地盤改良工事進捗状況(1010日時点)」を見ると、地下水観測孔№1-6は№1-16の近くにあるので、似た状況であると推定できます。(図を加工して、プロットしています)

H405 

6日からの豪雨で地下水位が全体的に約0.5m程度上昇しているのですが、降雨で地下水位が上昇すると、何故、放射能濃度が上がるのか? 不思議な現象です。

本来、「地下水を汲み上げ過ぎると、水位がタービン建屋地下室内水位より下がり、地下室内の汚染水が流出!・・」は、常識で分かるのですが?、普通に考えられるのは、トレンチなどへの降雨が流れ込み、水位が上昇して溢れて出て来るというものです。

なお、東電の10日の「福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)」の「タービン建屋東側の地下水調査/対策工事の実施状況」には、地下水観測孔№1-6の放射性物質濃度の上昇について、「今回の上昇については、台風の大雨による影響」としています。

それと、その日(9日)に採集した海水の分析結果が、「大きな変化がないので、海への影響はない・・」は余りにも短絡的で、地下水本体の汚染が海への流出し、海洋を汚染するのは時間が掛かるものです。

H406 

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