私の世界・知らない世界―「イスラム国、“アメリカの“落し物”を拾った！・・“とビデオに！？」

ネットのＢＢＣとＣＮＮのニュースからです。

21日のＣＮＮに「シリア北部のクルド人地域では、イスラム国（ＩＳＩＳ）に包囲されたトルコ国境の街、アインアルアラブ（クルド名コバニ）に１９日夜、米軍輸送機が武器や弾薬、医薬品を投下した」という記事と動画があり、ＢＢＣも“投下”の写真を載せていました。

 

 

22日のＢＢＣは、「イスラム国、“アメリカの“落し物”を拾った！“とビデオに！？」：“Islamic State:US probes 'stray Syria air drop' in IS video”と報道しています。

 

イスラム国の侵攻からＫｏｂａｎｅの町を守るクルド民兵のための支援物資として、小火器や弾薬、その他の兵器を含む荷物（医薬品）がパラシュートで27個投下されたのですが、ビデオによると少なくともその1つはイスラム国の兵士側が確保（拾った）したのです。

米軍関係者は、「投下された荷物の１つが道に迷った？　ので、敵の手に落ちるのを防ぐために破壊された・・」と述べているそうです。

米軍のカービー少将は、「ビデオが本物であることを確認できない・・が、彼らは確かに投下された種類の物を持っており、その点では可能性の領域の外ではない」と変な言い回しをしているので、ビデオは本物のようです。

 

イスラム国のＫｏｂａｎｅの町への侵攻はかなり進んでいるのですが、トルコ国境側の丘からは、“高見の見物”でその温度差？　というか、トルコ側が平気なのが解せません。（トルコ軍は空爆参加していません）

 

何か変？　というか、戦争がこのように何気なく！・・日常的に遂行していくのは、1番危険なことです。