私の世界・知らない世界―ツタンカーメン王の本当の顔！？

ネットの“Mail　Online”（dailymail.co.uk）から、「ツタンカーメンの本当の顔：ファラオは女の子のような出っ尻、出っ歯の内反足で、彼の両親は兄弟と姉妹の近親婚であることが『仮想検死』によって分かった」という話を適当に翻訳・編修です。

“The REAL face of King Tut: Pharaoh had girlish hips, a club foot and buck teeth according to 'virtual autopsy' that also revealed his parents were brother and sister”

少年王の埋葬マスクは、彼の顔を「仮想検死」によって明らかにされた

 

ツタンカーメンの家族の遺伝学的解析は、彼の両親は兄と妹であることを示した（動画より）

   

コンピュータ・スキャンから構成される「仮想検死」や遺伝子解析が示す事実は、ツタンカーメンは両親が近親婚の子であり、彼の10代後半の早過ぎる死につながった可能性があることです。

科学者たちは、女の子のような出っ尻、出っ歯、内反足などの身体的特徴はホルモンの不均衡によって引き起こされた、身体障害を残したものと考えているのです。

さまざまな神話は彼が殺害されたか“戦車レースでの死”を示唆するものですが、彼の内反足（クラブ状）の足は、戦車レースへの参加が不可能なことを物語るものです。

逆に、そのための運動不足（一方的休息）が継承された持病（ホルモンの不均衡によって説明されることができる病気？）を悪化させ、早過ぎる死につながった可能性があるようです。

ツタンカーメンがかなり足を引きずっていたという身体的な限界の証拠は、彼の墓で見つかる130本余りの使い古した杖でも分かるのです。

近親相姦は古代のエジプト人の顰蹙を買うものではありません。古代王朝では血統を重んじることから自然の成り行きなのです。そして、彼らは子供たちの健康への影響を知らなかったのです。

なお、日本でも奈良・平安王朝には、兄妹婚（ただし、“母違い”）は普通に行われていました。