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2014年10月28日 (火)

私の世界・知らない世界―『スリランカの回復:新しい道路、前方に道はあるのか?』(その2)

ネットのBBC(bbc.com)のニュース特集、『スリランカの回復:新しい道路に、前方に道はあるのか?』:“Sri Lanka's recovery: Are new roads the way forward? (その1)の続きです。

開発を勧める経済学者は、道路の効果について「地域間の物理的距離」の低減をいいます。しかし、より必要なことは「国民の間の人間の距離」を減らすことです。

スリランカのタミル人のほとんどは島の北部と東部に住んでいる

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津波の被害・影響(“TSUNAMI ZONE”の看板)はまだトリンコマリー海岸に沿って見られる

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国連が支援する組織のレポートでは、26年間の紛争の最後の5ヶ月で40,000人の民間人が主に政府の砲撃により死亡したと推定しています。(スリランカ当局(政府)は否定)アムネスティは当局が「威圧的な人権侵害の問題を伝えようとする人々を罰する」ことで、政府に反抗する意見を弾圧し続けていると報告しています。

アムネスティ・インターナショナル:1961年に発足した世界最大の国際人権NGO

スリランカ政府はちょうど今、1月の大統領選挙を呼びかけているのですが、国連の人権報告書の公表前に計画されたものです。道路整備は現大統領のラージャパクサ票を伸ばす可能性がありますが、道はまだその先が岩場に見えます。

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マヒンダ・ラジャパクサ(Percy Mahendra 'Mahinda' rājapaksa, 19451118日~)

スリランカの政治家、第13代目スリランカ首相(2004-2005年)、第6代目スリランカ大統領(2005-)。ラジャパクサはハンバントタ郊外の町でシンハラ人仏教徒の両親の息子として生まれた。彼の父はスリランカを代表する政治家で独立運動の指導者のひとりであった。成長したラジャパクサはゴールのリッチモンド・カレッジ、コロンボのサースタン・カレッジとナランダ・カレッジに学んだ。若い頃にはシンハラ語の映画に出演した経験がある。25歳になった1970年に国会議員に初当選し、スリランカの国会議員初当選最年少記録を打ちたてた。以降は労働・職業訓練大臣や漁業・水産資源開発大臣を務め2004年に首相に就任し、2005年から大統領を務めている。スリランカ内戦では、タミル人武装組織のタミル・イーラム解放のトラ (LTTE) に対して徹底攻撃で臨み、2009年にはLTTEを滅ぼし、スリランカ全土の実効支配を回復した。2010126日投開票の大統領選挙ではサラス・フォンセカ前国防参謀長を破り、再選された。同年、国会の解散総選挙を行い、与党・統一人民自由同盟は225議席中144議席と大勝した。さらに、選挙後の入党者を含め161議席を占めた。こうした圧倒的な人気を背景に、同年10月には大統領の三選禁止などを撤廃する憲法修正案を可決させた。200712月と2013312日に訪日している。

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