騙されてはいけない1173―今起こっている福島原発事故・「建屋カバー取り外し 放射線量など変化なし!?」と「ダスト量と被ばく線量の関係」
東電のHPにある「廃炉・汚染水対策現地調整会議2014年10月27日(第14回)」の「【資料1】汚染水に関わる現場進捗状況」の「1号機建屋カバー解体に向けた飛散防止剤散布状況について」とネットの11月10日のNHKニュースからです。
昨日、“話しは別に”で写真・動画集の「1号機原子炉建屋カバー屋根パネル取り外し(2枚目)」を紹介しましたが、その2枚の“屋根パネル取り外し”で、東電は「周辺の放射線量などに変化は見られない・・」と言ったという報道です。
以下は、「1号機建屋カバー解体に向けた飛散防止剤散布状況について」にある、“飛散防止剤散布”や“屋根パネル取り外し”、そして元へ戻す手順図です。
それと、ダストモニタ(飛散粉塵についての観測)とは別の話しですが、以前にも言っている降雨によるモニタリングポストの影響を東電は認め、報告しています。
ただ、モニタリングポストの側に車両が駐車するのも影響するというのは、人為的な操作が可能? という説明でもあり、少し厭な感じです。
言わないと思いますが、「思わぬ盛り土やコンクリートブロックの遮蔽があったので、モニタリングポストのモニタ値が低めの値だった・・」なんて・・。
参考ですが、「ダスト量と被ばく線量の関係」があり、知らなかった大切な資料なので載せておきます。
『建屋カバー取り外し 放射線量など変化なし(11月10日11時28分 NHKニュース)
東京電力福島第一原子力発電所1号機で、建屋に散乱しているがれきの撤去作業に向けて、先月、建屋を覆うカバーの一部が試験的に取り外されたのに続き、10日、新たにもう一か所が取り外されました。
東京電力は、周辺の放射線量などに変化は見られないとしています。
福島第一原発1号機では、10日午前7時20分ごろ、遠隔操作のクレーンで天井のパネルがつり上げられると、建屋に散乱した大量のがれきが姿を見せました。
東京電力は、1号機の使用済み燃料プールから核燃料を取り出すため、建屋カバーを解体してがれきを撤去する計画です。
がれきには粉じんの飛散を防ぐ薬剤がまかれていて、実際に放射性物質が飛び散らないか確かめるため、先月31日に6枚ある天井のパネルの1つが取り外されたのに続き、10日、2枚目が取り外されました。
東京電力は、放射性物質の飛散状況を監視するため、測定装置を建屋の上空につり下げたほか、敷地内でも測定を続けていますが、これまでのところ変化は見られないとしています。
今後も問題がなければ来年3月から本格的にカバーを解体し、再来年度の前半からがれきの撤去を行う計画です。
1号機のカバーの解体は、ことし7月から行われる計画でしたが、去年、3号機でがれきを撤去した際に、放射性物質が飛散した影響で大幅に延期されていて、地元からは安全性の確保を求める声が上がっています。』
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