« 騙されてはいけない1166―今起こっている福島原発事故・「“35m盤”の意味!?」 | トップページ | 騙されてはいけない1167―今起こっている福島原発事故・「4号機の使用済み燃料取り出し終了!?」 »

2014年11月 5日 (水)

私の世界・知らない世界―「墜落事故、宇宙旅行業界に暗雲!?」

ネットのナショナルジオグラフィック・ニュースから、「バージン・ギャラクティック社の宇宙船“スペースシップ2”の事故をきっかけに、宇宙旅行の未来が閉ざされる可能性もある」という話です。

06_3 

それで以前、2013年のネットのナショナルジオグラフィック・ニュースJanuary 15, 2013)の宇宙旅行関連記事(再掲です)からですが、最後の⑤が今回の。ヴァージン・グループが共同で開発の「スペースシップ2」計画です。

ただ、「2013年末までに最初の民間宇宙飛行を開始する予定」で、1年以上も遅れているのです。また、その時の「価格は、1人あたり20万ドル(約1800万円)」で、今は25万ドル(約2800万円)です。(“早割り・・”かも?)

また、「予約受け付けを開始、500人以上が申し込んでいる」は、同じ500人? で増えていません。

なお、他の会社の宇宙旅行プロジェクトの開発進捗にいついて、ネットで調べてみました。

①のゴールデン・スパイク社(Golden Spike Company)は、HPのトップが「月への商業的ビジネスの道」などと、諦めてはいませんが、開発進捗の実態は不明です。

Aa01_2 

②の、シカゴのプラネットスペース(PlanetSpace)社はネットで探しても以前の記事以外は出てきません。

③アルマジロ・エアロスペース(Armadillo Aerospace)社は、画像的には“STIG B-II Mission, Saturday November 3rd 2012”の“Update by Neil Milburn, posted 02/27/2013”しかなく、ほとんど進んでいないようです。写真のロケット実験は、とても人が乗れるものではありません。なお、“TIG B-III Mission ReportProject Update | February 28th, 2013”もあるのですが、写真がなくそれに2013年のままです。

Aa03_2 

④のエックスコア・エアロスペース(XCOR Aerospace)社がは、チャッカリと「スペース旅行“リンクス”のチケットを購入してください」:“Purchase a Ticket to Space Aboard The Lynx”などと、宣伝動画をHPに載せていますが、開発進捗の実態は不明です。

Aa02_2 

私の調べられる範囲(各社のHPなどから・・)なので、何とも言えないのですが、まだバージン・ギャラクティック社の開発が1番進んでいたことになります。

“人が乗る”という試験飛行を急いだのが、今回の事故の「悪い結果を生んだ・・!?」と考えられます。民間の宇宙旅行は資金的限界? というか、早く儲けなければならない、という投資家(株主や銀行を含む)のキツイ要請があると想像されます。

『墜落事故、宇宙旅行業界に暗雲November 4, 2014

1031日、バージン・ギャラクティック社の宇宙船スペースシップ2が試験飛行中に墜落。テストパイロットの1人が死亡、1人が重傷を負った。この事故をきっかけに、宇宙旅行の未来が閉ざされる可能性もある。

宇宙分野を専門とする法律事務所スペース・ロー・アンド・ポリシー・ソリューションズ(Space Law and Policy Solutions)の弁護士マイケル・リストナー(Michael Listner)氏は、「業界の向こう見ずもこれで終わりだ」と断言する。「今後は大幅に規制が強化されるだろう。業界の存続さえも危うい」。

 アメリカ東部標準時の午後1時過ぎ、カリフォルニア州南部にあるモハーベ空港(Mojave Air and Space Port)での試験飛行中、バージン・ギャラクティック社が“異常”と呼ぶ状況が発生。複数の目撃者によれば、ロケットエンジンが着火せず、宇宙船が空中分解したという。

 宇宙旅行を実現するため、数十年にわたって開発競争が繰り広げられてきたが、弾道飛行によって6人の乗客と2人のパイロットを宇宙空間まで運ぶスペースシップ2はとりわけ魅力的な存在だった。

 この事故の数日前には、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を補給するため民間企業によって打ち上げられた無人ロケット、アンタレスが爆発、炎上している。2つの事故に関連性はないものの、1週間に2度も惨事が続いたことは宇宙旅行の危機を暗示している。

◆宇宙旅行を夢見て

 スペースシップ2は、イギリスの有名な起業家リチャード・ブランソン卿が立ち上げた宇宙旅行会社バージン・ギャラクティックの目玉だった。カリフォルニア州モハーベにあるノースロップ・グラマン社傘下の航空宇宙会社スケールド・コンポジッツ(Scaled Composites)と共同開発してきた。

 2007年から宇宙旅行の申し込みを受け付けており、すでに500人以上が払い戻し可能な旅行代金25万ドル(約2800万円)を支払ったと伝えられている。

 スペースシップ2を設計したのは技術者として有名なバート・ルータン(Burt Rutan)氏。無給油、無着陸での世界一周を初めて成し遂げた航空機ボイジャーを設計した人物だ。

 スペースシップ2は革新的なデザインを採用している。まず、飛行機によってグライダー型の宇宙船を高度45000フィート(約13.7キロ)まで運ぶ。分離した宇宙船はロケットエンジンで宇宙空間に到達した後、グライダーの要領で地球に戻ってくる。

 今回の試験飛行は、強力になったロケットエンジンの燃料設計を試すことが目的だった。この燃料設計はもともと、6月に完成する計画だった。

 事故の調査はまだ始まったばかりだが、「Parabolic Arc」誌の編集長ダグ・メシエ(Doug Messier)氏は、「彼らがエンジンのテストを急いでおり、テスト計画も危険と隣り合わせだという感覚は確かにあった」と指摘する。

◆規制強化と需要縮小?

 弁護士のリストナー氏は、今回の事故をきっかけに、生まれて間もない宇宙旅行業界は規制当局の厳しい監視の目にさらされると予想する。

 アメリカでは民間宇宙飛行に関する法律が2004年につくられ、連邦航空局が監督機関を務めている。

 これまでに実現した宇宙旅行は、ロシアのロケットでISSに行く7度の飛行のみ。民間の宇宙旅行者はロケットに同乗するため、2000万ドル(約227000万円)以上を支払っている。7度の飛行はすべて成功しているが、スペースシップ22007年にもロケットエンジンのテストに失敗し、3人の技術者が爆発に巻き込まれて命を落としている。

「これからバージン・ギャラクティック社に何が起きるかに注目している」とリストナー氏は話す。「考え直して返金を求める人が出てくるだろう」。

①:NASAの元フライトディレクターらが設立したアメリカ、コロラド州のゴールデン・スパイク社(Golden Spike Company)は、民間初の月旅行計画を進めている。(着陸船の完成予想図)(January 15, 2013

01_2 

同社は2012年、10年以内に月への定期便を就航する大胆な目標を発表した。宇宙船には退役機を含む既存のロケットや技術を再利用、宇宙開発や科学に関心の高い各国政府や企業、資産家などの顧客を想定している。1回の飛行で2人を最長2日間ほど月に送り込む計画で、費用は14億ドル(約1240億円)。2020年までに最初の飛行を成功させたいとしている。

②:軌道飛行が可能な極超音速輸送機「シルバーダート(Silver Dart)」(想像図)。

02_2 

アメリカ、シカゴのプラネットスペース(PlanetSpace)社が、人や貨物の輸送用として開発を進めている。ニューヨーク・東京間の予約はまだ先の話だが、国際宇宙ステーション(ISS)への往還機としても期待できそうだ。

③:世界有数の民間宇宙船開発企業アルマジロ・エアロスペース(Armadillo Aerospace)が開発中の、垂直に離着陸できる推進システム。

03_2 

同社は、地表からおよそ80キロの上空で弾道飛行するプランの予約受け付けを開始している。価格はわずか10万ドル(約900万円)少々で、今後数年の内に実現するという。具体的な日付や飛行時間などは明らかにされていないが、パートナー企業のスペース・アドベンチャーズ(Space Adventures)を通じて座席が販売されている。

④:アメリカ、カリフォルニア州に拠点を置くエックスコア・エアロスペース(XCOR Aerospace)社が開発中の「リンクス(Lynx)」(完成予想図)。

04_2 

30分間、高度61キロの弾道飛行を、95000ドル(約850万円)のお手軽価格で体験できる。全長8.5メートルで、定員はパイロットと乗客の2名。再利用可能で、14便までの運航を予定している。技術開発に成功すれば、都市間を短時間で結ぶ定期便に応用できるかもしれない。

⑤:世界初の民間宇宙旅行を目指すジェット推進型宇宙船「スペースシップ2」。

05_2 

アメリカ、カリフォルニア州の航空機メーカー、スケールド・コンポジッツと、イギリスのロンドンに拠点を置くヴァージン・グループが共同で開発している。

 地上の隅々に人類が進出する中、宇宙には広大なフロンティアが待ち受けている。特に近年では、個人宇宙旅行をめぐる動きが活発になっている。NASAの「5年後に民間の“宇宙タクシー”を国際宇宙ステーション(ISS)に送る」計画が呼び水となって、個人向けの宇宙旅行が現実味を帯びるようになり、民間企業が積極的に参入している。

 現時点で、個人宇宙旅行を実現する可能性が最も高いと考えられているのがスペースシップ2だ。軌道テストを既に完了し、2013年末までに最初の民間宇宙飛行を開始する予定。地表からおよそ96キロの上空で数時間の弾道飛行するプランの価格は、なんと1人あたり20万ドル(約1800万円)。既にヴァージン・グループ傘下のヴァージン・ギャラクティック社が予約受け付けを開始、500人以上が申し込んでいるという。

|

« 騙されてはいけない1166―今起こっている福島原発事故・「“35m盤”の意味!?」 | トップページ | 騙されてはいけない1167―今起こっている福島原発事故・「4号機の使用済み燃料取り出し終了!?」 »

知らない世界」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 私の世界・知らない世界―「墜落事故、宇宙旅行業界に暗雲!?」:

« 騙されてはいけない1166―今起こっている福島原発事故・「“35m盤”の意味!?」 | トップページ | 騙されてはいけない1167―今起こっている福島原発事故・「4号機の使用済み燃料取り出し終了!?」 »