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2014年11月23日 (日)

私の世界・知らない世界―自閉症、腸内微生物叢と関係!?

ネットのナショナルジオグラフィック・ニュースからです。

「腸の異常は脳にも影響を及ぼす可能性があり、自閉症の一因として腸内微生物叢の違いが関係する?・・」という研究です

「プロバイオテックス療法によって、腸内細菌を整えると治る可能性がある」というものですが、プロバイオテックス治療とは反対語のアンチバイオテックス治療=抗生剤治療を考えれば分かることです。抗生剤のように“生き物を殺して”治療ではなく、生物を生かしてコントロールし治療することです。

この場合、食事療法や薬によって腸内細菌叢を豊かにするとよいのですが、多分そう簡単には行きません。

“便秘”1つを例にしても分かりますが、単に食物繊維を取れば治る人もいれば治らないで酷くなる人も居ます。人による? というか、人の体のバリエーション(腸内微生物叢もその例)はやたらとあって、“これがいい”と言う当りはめったに起こらないことなのです。

色々やらなければならないのですが、原因が2つ以上(体質、食事、生活環境など)あると突き止めるのは至難の業です。体質(やせて代謝を良くする)と食事が改善されOKでも、生活環境が悪いとそれが成功しているように思えないので、すぐ食事を元に戻したりリバウンド(元の太った体になる)してしまうのです。

重要な腸内微生物の重さが“1Kg”と聞いて驚くのは早計です。あなた自身が作った細胞たち(あなたの身内)とあなたの体の中に棲んでいる生き物の数を比較すると遥かに後者の方が多いのです。

参考:『私の世界・知らない世界―「私のうち、本当に私に属するのは10分の1しかない!」 の?」で紹介・・「1人の人間にすんでいる細菌は約100兆いることが突き止められている。つまり、わたしたちを構成している細胞のうちわずか10分の1しか本当の「人間」ではないということになる。その他の10分の9はほかの生体に属する。」』

なお、残念なことにまだ、ネズミの段階での話しで、“人に当てはまるかは不明”だそうです。

アスペルガー症候群が「自閉症」のようにジオは写真を載せていますが、本当のところはやはり不明で? 研究者にも分からないのです。

アスペルガー症候群を持つ10歳の少年が動物を取り入れた心理療法を受ける様子

Photo_2 

『自閉症、腸と脳のつながり明らかに

November 17, 2014

ストレスが激しい腹痛やけいれん、断続的な痛みといったつらい腹部症状の原因になることは知られているが、腸の異常は脳にも影響を及ぼす可能性がある。

自閉症が初めて認知されてから約60年。症例数は急速に増え、国連の推定では世界で最大7000万人が自閉症スペクトラムに分類されるという。だが、原因や治療法は未だ解明されていない。

一方、頼もしい手掛かりが腸で見つかっている。これまでの研究により、自閉症児と健常児では、微生物叢と呼ばれる腸内に生息する膨大な数の微生物に著しい違いがあることがわかっている。そして今回、カリフォルニア工科大学で行われた研究の結果、微生物が自閉症の一因となる可能性が初めて明らかとなった。昨年12月に「Cell」誌に掲載された論文によると、試験的なプロバイオティクス療法によってマウスの自閉症様行動が軽減し、すでに臨床試験の準備に入っているという。

現在、自閉症に対しては主に行動療法による治療が行われている。しかし、今後はプロバイオティクス(ヨーグルトなどに含まれる、生きた“体に良い”微生物)による治療に取って代わる可能性が出てきた。

自閉症は、コミュニケーション及び社会相互交渉の障害、反復的な行動という3つの基本的特徴を有する一連の疾患を指す。

自閉症を持つ子どもに最も多い健康上の訴えは胃腸障害だ。米国疾病予防管理センター(CDC)によると、自閉症児が慢性的な下痢や便秘を経験する可能性は、健常児より3.5倍以上高いという。

これらのヒントに基づき、アリゾナ州立大学の研究者らは、自閉症児と健常児から採取した便検体に含まれる腸内細菌を分析。その結果、自閉症児の腸内細菌の種類は極めて乏しく、腸が病原体による攻撃の影響を受けやすくなっている可能性が明らかとなった。また別の研究でも、自閉症患者と健常者では腸内細菌の種類と数が大きく異なることが判明している。

今回は、腸内微生物叢が自閉症の原因かどうかを調べるため、カリフォルニア工科大学の博士研究員エレイン・シャオ(Elaine Hsiao)氏が実験を行った。妊娠中にインフルエンザにかかった母親から生まれる子どもは自閉症を発症するリスクが2倍になるという先行研究に基づき、シャオ氏は妊娠中のマウスに偽ウイルスを注射し、自閉症様症状を呈する仔マウスを出産させた。

その後、仔マウスは “腸管壁浸漏”と呼ばれる症状を示した。腸内細菌によって作られた分子が血流に入り、脳に到達する可能性もある状態だ。

それでは、腸内細菌はいかにして行動に影響を及ぼすのだろうか? シャオ氏がマウスの血液を調べたところ、 “自閉症”マウスの血液には腸内細菌が作り出す4EPSと呼ばれる分子が46倍も多く含まれていた。さらに、健康なマウスに4EPSを注射すると、不安行動の増加が見られた。自閉症患者では、これと似た分子が高いレベルで検出されている。

次に、シャオ氏はマウスの胃腸障害に効果が認められているバクテロイデス・フラジリスを餌に加えた。

5週間後、“自閉症”マウスの腸管壁浸漏は解消し、血中4EPS値も大幅に低下。腸内微生物叢は健康なマウスの状態に近づき、行動にも改善が見られたという。

しかし、治療を受けたマウスのケージに新しいマウスを移しても相変わらず相互交渉は見られなかった。

その上、シャオ氏によるとプロバイオティクスは胃腸症状を呈する一部の自閉症患者にしか効果がない可能性があるという。また、臨床試験が行われない限り、この結果が人間にも当てはまるのかは不明だ。

とはいえ、ユニバーシティ・カレッジ・コークで解剖学と神経科学の教授を務めるジョン・クライアン(John Cryan)氏は、自閉症研究者は腸内細菌の重要性を過小評価すべきでないと指摘する。「我々の腸には、脳を構成する約1キロの神経細胞と同じくらい重要な約1キロもの微生物が生息しているのだから」。

アスペルガー症候群

知的障害を伴わないものの、興味・コミュニケーションについて特異性が認められる広汎性発達障害の一種である。自閉症スペクトラムに分類されている。近年、「成人の発達障害」が注目を浴びる中、特にアスペルガー症候群には衆目が集まるようになった。パーソナリティ障害とも強い関連性があると指摘される。放っておくと、うつ病や強迫性障害といった二次障害になることがある。2012年の京都大学の神経化学研究チームの発表によると、アスペルガー症候群の者は衝動性や我慢などに強く関係する前頭葉の一部分である下前頭回などに異常があることがわかった。

興味の面では、特定の分野については驚異的なまでの集中力と知識を持ち、「空気を読む」行為が苦手、細かい部分に拘る(全体最適より部分最適に拘る)、考えが偏っている、感情表現が困難といった特徴を持つ。「電話をかけながらメモが取れない」「券売機で切符が買えない」など一般人が出来る普通の行為が出来ない障害を持つこともある。日本語ではしばしばアスペルガー, アスペとも略して呼ばれる。

各種の診断基準には明記されていないが、総合的なIQが知的障害域でないことが多く「知的障害がない自閉症」として扱われることも多いが、この障害を実際の自閉症と関連付けるのは学会の仮説であり、実証性に乏しい。決定づける論文なども存在しない。(=ウィキペディア)

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