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2014年12月27日 (土)

騙されてはいけない1203―今起こっている福島原発事故・「2号機海水配管トレンチの充填完了・・止水・閉塞出来ず!?」

東電の1226日の福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)と1225日に行われた「廃炉・汚染水対策チーム会合(第13回事務局会議)」の「【資料3-2】滞留水処理」にある「2、3号機海水配管トレンチ 止水・閉塞工事の進捗について」とネットのNHKニュースからです。

ネットのNHKニュースの報道では、“2号機海水配管トレンチの止水・閉塞工事”は、一応、閉塞作業が終わったのに「トンネルの大部分をセメントで埋め立てたにもかかわらず、依然として水位の変動が続いている・・」ということで、“トレンチの止水・閉塞”はうまく行かなかったようです。

26日の福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)にある2号機海水配管トレンチに関する記述は、「閉塞作業が終わり、トンネル部の水みちを確認するため、2号機立坑C北と2号機立坑Aからタービン建屋への滞留水の移送を実施」としているだけで、「2、3号機海水配管トレンチ 止水・閉塞工事の進捗について」にもその説明がありません。

2号機海水配管トレンチの閉塞充填状況」の図では、トレンチの横トンネル部A、B、Cを底面から天井以上まで充填済みとしているのですが? 何層にも日を分けて充填しているので、隙間(水の流路)が出来たものと思われます。

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<東電の報告>

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『トレンチを埋め立て後も汚染水位変動(12261853分 NHKニュース)

東京電力福島第一原子力発電所で、「トレンチ」と呼ばれる地下のトンネルに高濃度の汚染水が流れ込んでいる対策として、トンネルの大部分をセメントで埋め立てたにもかかわらず、依然として水位の変動が続いていることが分かりました。

東京電力は、埋め立てた部分に隙間ができているとみて対策を検討することにしています。

福島第一原発の建屋からトレンチに流れ込んでいる高濃度の汚染水について、東京電力は当初、一部を凍らせるなどして流れをせき止めたうえで抜き取る計画でしたが、作業が難航したため、先月から汚染水が入った状態のままセメントを流し込み、トレンチの埋め立てと汚染水の抜き取りを並行して進めてきました。

26日開かれた原子力規制委員会の会合で、東京電力は、地上とトンネルを結ぶ4か所の縦穴を除いて埋め立てが終わり、およそ2500トンの汚染水を抜き取ったと報告しました。

ところが、縦穴から試験的に汚染水をくみ上げたところ、別の縦穴の水位が変動し、埋め立てた部分でセメントに隙間ができている可能性があるとしています。

東京電力は、縦穴の部分を埋め立てれば汚染水は遮断できると説明しましたが、委員や専門家からは調査が不十分だとする指摘が出され、東京電力は今後1か月かけて水位の監視を続け、さらに隙間がないか確認するとともに、汚染水の流れを確実に遮断する方法を検討することにしています。

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