騙されてはいけない1215―今起こっている福島原発事故・「安全点検是正処置の実施状況」、何でも“単管足場”!?
東電の1月27日の記者会見配布資料「安全講演会の開催について」と26日の「福島第一原子力発電所における安全点検是正処置の実施状況について」からです。
先の“作業員が死亡するという事故”が続いたことを受け、27日に資源エネルギー庁と福島県労働局、東京電力の主催する「安全講演会」が行われたようです。
それに先立って東電は26日に「福島第一原子力発電所における安全点検是正処置の実施状況について」を報告しています。
その実施状況を見ると、時間がないのでそんなものしか提示出来ない? というのは理解できますが、安全点検是正処置として示されている3例とも簡単に仮組み出来る“単管足場”で作ってあります。
ロシア的短絡思考(or嗜好?)を自認する自分の、何でもガムテープと似た思考が東電にあるのか、「何でも、仮組み“単管足場”・・」みたいです。
特に凍土遮水壁工事の接触防止バリケードは変に思うのです。既に敷設ボックカバーがあり、対人は不必要と思われます。カバーを取るとき邪魔になるのですが、穴を覗くための落下防止手すりなのか? それとも敷設ボックスに接触すると危険なのでは? と色々考えるのです。対重機だとすると仮組み“単管足場”はそんなに丈夫ではなく余り意味がありません。
単管足場
直径48.6mmの単管と呼ばれる鉄パイプを組み合わせて建てる足場のこと。パイプ同士はクランプ(金具)をかみ合わせ、ボルトを締めて接合する。小規模な工事、作業現場や狭いビル間での足場に用いられることが多い。
足場
そこにいるための足を置ける場所のこと。特に、仮りの意味で使うことが多い。たとえば工事に置いて、本来の目的である建造物を作るための作業を行うのに用いるのための簡単な建築物がこれである。比喩的に、本格的な働きを始めるための足がかりになる場を造るのを足場固めといったりする。
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コメント
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投稿: Marcel | 2015年2月21日 (土) 13時02分