私の世界・知らない世界―「フリークライミングで巨岩制覇、世界初・・」って！？

ネットのCNNのニュース写真特「フリークライミングで巨岩制覇」から写真を選択・編修です。

フリークライミングを知らないので、“世界初”がどの程度大変か理解できないのですが、「２人は１２月２７日から登頂を開始し、夜は岩からつるした簡易ベッドで眠り、食料は必要に応じて届けてもらい、１４日にエルキャピタンの頂上に到達した」ということは、半月以上も約９００メートルもある岩壁に張り付いていたのです。

クライミング途中（忍者みたいです）

 

岩壁にテント（なんか、楽しそう・・）

 

道具の準備（訓練で相当硬くなっている？　指先の爪や指をヤスリで手入れ）と荷物の準備（多分、もっとある？）

 

“フリークライミング”をウィキで調べると、「道具を使わず手足だけで崖を登る・・」とあります。ただ、「安全のため確保用具は使用する」ということで、若干、素人の私的感想では期待外れ・・というか、「素手だけの、ロープやハンマーも使わず、“命綱なし・・”」と思う（余りに無茶です・・）ところがあるのです。

テントを設営していて、楽しそうにも見える？　というのは、足の不自由なロッククライミングなど望外な“オジンの僻み”でしょう。

クライミングは出来なくとも、野次馬的に何処の場所かは見れるのでマップを検索して紹介しておきます。

   

『フリークライミングで巨岩の難ルート制覇、世界初

（ＣＮＮ） 米カリフォルニア州のヨセミテ国立公園にある巨大な一枚岩エルキャピタン（約９００メートル）で、「ドーン・ウォール」と呼ばれる難関ルートに挑んでいたプロのロッククライマー２人が１４日、同ルートを制覇してエルキャピタンの頂上に到達した。

クライマーのトミー・コールドウェルさん（３６）とケビン・ジョージソンさん（３０）は、道具を使わず手足だけでドーン・ウォールの切り立った崖を登るフリークライミングに挑んでいた。成功したのは世界初。ドーン・ウォールの制覇はかつて不可能とされてきた。

２人は１２月２７日から登頂を開始。夜は岩からつるした簡易ベッドで眠り、食料は必要に応じて届けてもらった。ジョージソンさんは１４日、「長年の人生をささげてきたことを成し遂げるのは素晴らしい気分だ」との談話を発表した。

オバマ大統領もツイッターで２人を称賛、「どんなことでも可能だと私たちに思い出させてくれた」と成功を祝った。』

フリークライミング

ロッククライミングの内、安全のため確保用具は使用するが、それに頼ることをせず自己の技術と体力で岩を登るものを指す。登りきった結果、確保用具を使用しないで登ったのと同じなので「フリー」の名が付く。

人為的、人工的な支点に手足をかけたり、アブミ（短い縄ばしご状のもの）などの道具をそれに取付けて、登る際に人工的支点に直接体重をかけて使用する人工登攀と対比される。基本的に、元来そこにある自然の造形（岩の出っ張りやポケット）などだけを利用して登る。ロープを掴んだり、ボルトなどの人工物を持ったり、足場にして登った場合は、フリークライミングとは見なされず、人工登攀の一部と見なされる。

また、登山を前提にした伝統的なアルパイン・クライミングと対比して、手段を目的に変化させ、岩を登ること自体を目的して行われるロッククライミングのことをフリークライミングと呼ぶこともある。

自然の岩場以外に、人工の岩を登るインドアクライミングもフリークライミングに含まれる。フリークライミングでは、ルートないし課題の完登が主たる目的の1つであるが、クライミングのムーブ自体を楽しむことも重要な目的となっている。このため、そのスポーツ的性格に着目してスポーツクライミングと呼ばれることもあるが、この場合は、外的危険を排除したインドアクライミングやあらかじめ強固なボルトが打たれた自然壁でのクライミングを指す。フリークライミングを行う者をフリークライマーと呼ぶ。・・・（＝ウィキペディア）