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2015年2月26日 (木)

騙されてはいけない1234―今起こっている福島原発事故・「高濃度汚染水が海に流出の“K排水路”・・!?」

最初に、昨日「排水溝で放射性物質の濃度の上昇を示す警報」が「2号機の原子炉建屋の屋上にたまった比較的高い濃度の汚染水が排水路を通って海に流出」が“原因”と、誤解を受けるような報告をしましたが、「丸3日たっても排水路の放射性物質の濃度が急上昇した原因が分かず・・」、「24日も2号機の原子炉建屋の屋上にたまった比較的高い濃度の汚染された雨水が別の排水路を通じて港の外の海に流れ出していた・・」と言うように別ものです。(ややこしい報告で、スミマセン

東電のよくやる、「ついでに、これも言っとこ・・」のようです。

「高濃度汚染水が海に流出」に関して、25日ネットのNHKニュースは「原子力規制委 汚染水流出の原因究明を(2251401分)」と「東電 汚染水の排水ルート変更を検討(2251847分)」を報道しています。

2号機から汚染水が排水路を通って海に流出」というK排水路は、東電の調査報告「福島第一原子力発電所構内排水路の状況について(251213日)」の「K排水路の調査状況」を見ると構内道路に沿った暗渠で、⑦排水口から直接海に流れ出ているものです。

K01 

以下は、マップでK排水路の構内道路に沿った暗渠の大体の位置を私なりに示したものですが、勝手なイメージなので多少の間違いご容赦下さい。

K02 

『原子力規制委 汚染水流出の原因究明を(2251401分 NHKニュース)

東京電力福島第一原子力発電所で今月22日、排水路から汚染水が原発の港湾内に流れ出したとみられる問題で、原子力規制委員会は原因究明を徹底して行うとともに異常があった場合、排水路の水門を自動的に閉める対策を東京電力に求めました。

福島第一原発では今月22日、敷地内にある排水路でベータ線と呼ばれる種類の放射線を出す放射性物質の濃度が急上昇し、東京電力は排水路に流れ込んだ放射性物質が港湾内に流出したとみています。この問題は25日開かれた原子力規制委員会で報告され、丸3日たっても排水路の放射性物質の濃度が急上昇した原因が分からないことについて、田中俊一委員長は「原因を徹底的に解明してほしい」と述べました。

そのうえで濃度の上昇を示す最初の警報が鳴ってから流出を防ぐ水門を閉めるまでに1時間半かかったことについて、「言い逃れができないミスだ。せっかく濃度を計測していても、その対処法を決めていなかったのかということもあるので、東京電力に厳しく指摘し、異常があった場合、排水路の水門が自動的に閉まる対策を要求してほしい」と述べました。

福島第一原発では、24日も2号機の原子炉建屋の屋上にたまった比較的高い濃度の汚染された雨水が別の排水路を通じて港の外の海に流れ出していたことが明らかになり、東京電力が対応を検討しています。

『東電 汚染水の排水ルート変更を検討(2251847分 NHKニュース)

東京電力福島第一原子力発電所2号機で、原子炉建屋の屋上にたまった比較的高い濃度の汚染水が排水路を通って海に流れ出していた問題で、東京電力は地元の漁業者などの厳しい批判の声を受けて、汚染された水が港湾の外に流れ出さないように排水路のルートを変える工事を行うことを検討しています。

福島第一原発2号機では、原子炉建屋の屋上の一部に比較的高い濃度の汚染された雨水がたまっているのが見つかり、雨のたびに建屋の雨どいを通じて排水路に流れ込み、原発の港湾の外の海に流れ出していたことが明らかになりました。

東京電力は周辺の海水の放射性物質の濃度に大きな変動は見られないとしていますが、これまで東京電力は福島第一原発から出る汚染水の影響は港湾内にとどまっていると説明していたことから、漁業者をはじめ地元からは厳しい批判の声が相次いでいます。

問題の排水路は港湾の外の海に直接つながっていることから、東京電力は排水路の水が港湾の内側に流れ込むようにルートを変える工事を行うことを検討しています。また、当面の対応として、排水路の下流で水をポンプでくみ上げて別の排水路に流すことで、港湾の外側に排出しないようにする案も出ているということです。

今回の問題で東京電力は、雨のたびにこの排水路の放射性物質の濃度がほかの排水路より高くなっていることを去年4月以降、把握していましたが、海への流出を防ぐ対策は取らず、公表もしていませんでした。

【排水路や側溝 去年2月に管理対象に】

福島第一原発の廃炉に伴って敷地の外に放出される放射性物質について、原子力規制委員会は、人が敷地の境界に居続けたと仮定した場合に浴びる放射線量が年間1ミリシーベルト未満になるよう東京電力に管理を求めています。

今回、問題になっている敷地内の排水路や側溝については事故後、通常の原発と同様に管理の対象になっていませんでしたが、流れ込む雨水に法令の基準を上回る濃度の放射性物質が含まれることが分かったため、規制委員会は去年2月、排水路や側溝を流れる水を管理対象に加えるよう指示しました。そのうえで、敷地境界の被ばく線量を来月末までに年間2ミリシーベルト未満に下げ、来年3月末までには年間1ミリシーベルト未満に下げるよう指示しました。

これを受けて、東京電力は排水路や側溝を清掃するとともにがれきを撤去したり、地表面を削ったりして敷地内の除染を進めていました。

また、排水路を流れる水の放射性物質の濃度を去年4月以降、継続的に測定していました。

一方、敷地内にある5本の排水路のうち2本が港の外の海につながっていることは規制委員会でも把握していたものの、排水路の出口を港湾内に切り替えるなどの対策は求めなかったということです。原子力規制庁では「敷地内は事故で放出された放射性物質で至る所が汚染されているので、着実に除染を進めていくしか解決策はない。高濃度の汚染水が入ったタンク周辺の排水路はリスクが高いため、出口を港湾内に切り替えたが、建屋周辺を通る排水路はそこまで考えなかった」と話しています。

【「告示濃度限度」大幅に上回る】

国が法令で定めた原発から放出される水の放射性物質の濃度の上限は「告示濃度限度」と呼ばれ、セシウム134が1リットル当たり60ベクレル、セシウム137が90ベクレル、ストロンチウム90が30ベクレル、トリチウムが6万ベクレルとなっています。一方、東京電力は、おととし、高濃度の汚染水漏れが相次いだことを受けて汚染水タンクの周囲に設けたせきにたまった雨水については独自の排出基準を設けています。この基準はセシウム134が1リットル当たり15ベクレル未満、セシウム137が25ベクレル未満、ストロンチウム90が10ベクレル未満と、告示濃度限度より厳しく、東京電力はこの基準を満たした雨水を敷地内に散水し、排水路を通じて海に流しています。しかし、東京電力は同じ原発の敷地内であっても汚染水タンクの周囲以外に降った雨については排出する際の基準を設けていません。問題の排水路では、去年8月にセシウム137が1リットル当たり760ベクレル、セシウム134が250ベクレル、ストロンチウム90などのベータ線という放射線を出す放射性物質が1500ベクレル検出されるなど、国の告示濃度限度も、汚染水タンク周辺の雨水の排出基準も大幅に上回る値がたびたび出ていました。

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