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2015年3月 5日 (木)

私の世界・知らない世界―「ロシア、謎の穴凹だらけ? のヤマル半島!?」

ネットのナショナルジオグラフィック・ニュースから、シベリアで巨大クレーターが続々と見つかり、その生因についての新説が「永久凍土中にありながらピンゴ(氷の塊)の重みで押さえつけられていた天然ガスが、ピンゴの融解により急激に放出されたことによる・・」という話しです。

謎のクレーターに下りるロシアの科学者。201411月、シベリアにて撮影。以降、続々と穴が見つかっている。(PHOTOGRAPH BY VLADIMIR PUSHKAREV, THE SIBERIAN TIMES

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上空からクレーターを撮影した“動画”より

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これまでは、「地球温暖化で融解したメタンハイドレートの爆発と考えられていた・・」のだそうです。

ところでそのビンゴが近くに沢山あり、石油・ガス生産が行われているので危なくて仕方が無いというシベリア北部のヤマル半島をマップの航空写真で見たものです。

大小織り交ぜて、やたらと穴凹のある地形で驚きます。

Photo 

ネットで調べると「ロシアにおける石油・天然ガス開発の展望」(木村眞澄氏)にヤマル半島の石油・天然ガス開発の状況が分かる図がありました。2011年のデータが扱われているのでかなり最近の資料です)

その図からヤマル半島の石油・天然ガス開発の現場をマップで探して見たかったのですが、やはり無理? のようです。

“地方空港”という施設らしきものと、何か試掘塔と思えるものや、電力用の鉄塔がありました。

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『シベリアで巨大クレーター続々、成因に新説:氷塊に押さえつけられていたガスが爆発か?

シベリアで昨年7月、巨大な謎の穴が見つかった。SNSでは隕石だミサイルだと憶測が飛び交ったが、最もうなずける原因は、地球温暖化で融解したメタンハイドレートの爆発と考えられた。メタンハイドレートとは、北極地方の凍土中に存在する、メタンと水からできた氷状の物質である。

 ところが、その説に疑問が生じている。ロシアの研究者が人工衛星による調査を行い、シベリアにさらに多くのクレーターを発見したのだ。

 米国地質調査所のガスハイドレート・プロジェクトでチーフを務めるキャロリン・ラッペルは、クレーターの原因について「断定はされていません」と述べた。しかし、彼女を含む複数の科学者は、衛星画像から新たな説を見出した。ピンゴと呼ばれる地中の氷塊が急速に解け出したことが関係しているのではないかというのだ。ピンゴとは、長い時間をかけて地表近くに形成された氷の塊で、見た目は小高い丘のようになっている。

 シベリアでは昨年、気温が異常に上がり、多くの氷が解けた。氷の塊が急速に解ければ、地面の一部が落下してクレーターができてもおかしくない。しかし、何らかの爆発がなければ、クレーターの縁周辺に岩がいくつも放出されていたことが説明できない。

 それについてラッペルは、永久凍土中にありながらピンゴの重みで押さえつけられていた天然ガスが、ピンゴの融解により急激に放出されたという説を唱えている。この説は、過去の衛星データからも裏付けられる。クレーターが形成された場所を調べると、まったく同じ位置に、小高い丘のようなピンゴが確認できるのだ。

 シベリアやアラスカ北部には、たくさんのピンゴがある。そのため、地球温暖化が続けば、さらにクレーターが増えるリスクがあると、ラッペルは警鐘を鳴らす。

「緊急調査」が必要

 先週まで、発見されていたクレーターは3つだけだった。11月にロシア北極圏探査センターの科学者らがそのうちの1つを探索したところ、深さは16.5mであった。

 しかし、続々と穴が発見されたことを受け、モスクワを拠点とする科学者、バシリー・ボゴヤブレンスキーは、安全上の懸念から、緊急調査の必要性を訴えている。石油・ガス生産が行われているシベリア北部のヤマル半島は、このクレーター群からそう離れていないからだ。

 ロシア石油ガス研究所の副所長でもあるボゴヤブレンスキーは、人工衛星によって少なくとも7つのクレーターが確認されたと発表した。そのうちの1つは特に大きく、20個ほどの小さなクレーターに囲まれているという。以前から見つかっていたクレーターのうち2つは、水が溜まって湖になっている。

 昨夏ドイツの科学者が、シベリアにできたクレーターについて、メタンハイドレートが解けて爆発に至ったのが原因とする説を発表した。しかしラッペルは、メタンハイドレートが存在するのは深さ220メートル以上の永久凍土中であるが、これまでに発見されたクレーター(深さ約15m)はすべて、それよりずっと浅い場所に形成されていると指摘する。

ヤマル半島

ロシア連邦・シベリアのヤマロ・ネネツ自治管区にある半島である。長さは約700km435マイル)で、西のカラ海と東のオビ湾に挟まれており、北のマリーギナ海峡、パガ湾を挟んでベルイ島と隣接している。「ヤマル」はネネツ語で「世界の果て」を意味する。ヤマル半島の大部分は永久凍土に覆われており、地質学的には1万年未満の非常に若い地域である。伝統的で大規模なトナカイの遊牧が、ロシア連邦内では最もよく維持されている地域である。数千人のネネツ人やハンティ人が約50万匹のトナカイを飼育している。また、数多くの種類の渡り鳥が生息する地域でもある。同時に、ヤマル半島にはロシアで最大量の天然ガスが埋蔵されている。ロシアの巨大ガス企業ガスプロムにより2011-2012年までにボヴァネンコフスコー石油ガス田を開発する「ヤマル・プロジェクト」が計画されているが、伝統的なトナカイの遊牧に重大な影響が心配されている。・・(=ウィキペディア)

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