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2015年3月23日 (月)

私の世界・知らない世界―『IoTの先へ 「羊のインターネット」は何を目指すのか・・』、次は人!?

ネットのCNNのニュースから、「モノのインターネット」(IoT)とは「将来的に、全ての物がインターネットと接続して他の接続機器と情報をやり取りするようになるという構想」の話しで、羊に小型無線機を取り付け「羊のインターネット」に関する研究が始まっているのです。

「羊のインターネット」に関する研究が進んでいるという

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将来は、牛でも同様の取り組みが進む可能性も

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当然、牛も対象になりますが、最終目標? というか、最終到達点は全ての人にチップを埋め込んだインターネット接続です。

“チップを埋め込まれていない人”は区別(差別)され、素性や行動の管理ができない反社会的不穏分子とみなされる、世の中が想像出来ます。

埋め込みチップは“優良市民”の勲章のように取り扱われ、無いと不自由な現金生活? を強いられ、下層の闇社会に暮らさねばなりません。

決済は全てネットなので、お金を持つ必要がなく、店での注文も商品をロボット店員に告げるだけで、その日の内に商品が届き、多分全ての要求がネットを通じて達成可能な、非常に便利で快適な社会? になります。

そして、スマホとかウェアラブルに嵌っている人達は、もうそのことを始めているのです。

イスラム国や最近の色々な事件は、そのインターネット管理社会を推し進めるに、非常に都合のいい後押しになっているのが気になります。

『IoTの先へ 「羊のインターネット」は何を目指すのか

(CNN)「モノのインターネット」(IoT)という言葉を聞いたことがある人は多いだろう。将来的に、全ての物がインターネットと接続して他の接続機器と情報をやり取りするようになるという構想だ。都市では既に車など多くの機器でインターネットを介した情報のやり取りが行われている。だがこのほど、英ウェールズの郊外で、モノならぬ「羊のインターネット」に関する研究が始まった。羊に無線機器を取り付けることで情報収集する試みだ。

ランカスター大学教授のコンピューター科学者、ゴードン・ブレア氏によると、IoTは従来、専ら都市部を中心に推進されてきた。「羊のインターネット」はこれを地方に持ち込んだ点で独創的な研究となっているという。

多くの報道では、羊にWiFiを発信させることで地方でのインターネット接続の状況を改善する研究だとされているが、ブレア氏によると研究の主眼はむしろ、羊を通じたデータ収集にあるという。

羊は群れで行動するため、通信環境の改善には役立たないという。ただ、ノルウェー北部では、トナカイのように単独で行動する動物にWifiを発信させる研究もあるようだ。

Wifiの中継点として利用するためには、動物は社会性を持つと同時に、広範囲に散らばっている必要があり、これは無理難題だ。

一方、羊は群れで行動するため、群れが受信基地に近づくまでの間に容易にデータを送信できる。受信基地を経由してランカスター大学に情報が送られてくる仕組みだ。ブレア氏は「羊から羊へと信号が伝わっていく。いわばゴシップのようなものだ」と形容する。

「羊のインターネット」を研究する目標はいたって真剣だ。群れの動きを捕捉し、センサーによって川岸や羊をモニターすることで、洪水や干ばつ、農業汚染などについて、多くの情報を集めることができるようになるかもしれない。羊の排泄(はいせつ)物を通じて病原菌が川に広がり、水道の汚染につながる場合のリスクに対しても、対処策になるかもしれない。

この研究には、IoTを地方部に拡充することを目的に、英国の工学・物理科学研究会議(EPSRC)から17万1495ポンド(約3000万円)の助成金が出ている。北ウェールズのコンウィに研究拠点が置かれており、BBCのテレビシリーズで人気になった羊農家のガレス・ウィン・ジョーンズ氏も協力している。

ランカスター大のブレア氏がBBCに語ったところによると、欧州連合(EU)では法規制によりすべての羊に電子チップを取り付けることが義務づけられており、テクノロジー面では既に土壌が整っているという。

地域の羊3500頭すべてをデジタル機器で捕捉するのは難しいが、ここ10年で急速にインターネット技術が革新してきたことを考えれば夢物語ではない。研究は今後10~15年かけて継続される予定で、農業への多大な貢献が見込めるという。目下、一番の課題としてブレア氏を悩ませているのは、羊にインターネット接続のセンサーを取り付ける最適な方法だ。

センサー自体は、たばこの箱より小さいが、首輪によって取り付けると、羊に危険が及ぶ恐れがある。一方、耳標のタグでは小さすぎてセンサーを搭載できず、羊がタグを失くしてしまうことも考えられる。羊を危険にさらすことを極力避けるという観点から、現在、装着方法を模索中だ。

今後は羊以外の家畜についても研究を拡大していく予定だという。ブレア氏によると「将来的には牛も考えてみたい」とのことだ。

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