騙されてはいけない1262―今起こっている福島原発事故・「構内道路脇の側溝付近からの火災！？」

東電の４月16日に行われた「廃炉・汚染水対策現地調整会議：2015年４月13日（第20回）」の「【資料１-６-２】構内道路脇の側溝付近からの火災について」からです。

いつもの“構内火災・・”と見過ごしていましたが、内容を良く検証してみると重大な問題を孕んでいる可能性があるので紹介しておきます。

 

 

 

重要な水処理高圧電源設備（Ａ系）ケーブルの漏電火災ですが、「６．火災発生推定メカニズム」では、「ケーブル遮蔽胴テープの切断に起因する火災発生」として、「外気温度の変化による“ケーブルの伸び”に直ジョイントのケーブル遮蔽胴テープの固定部が対応出来ず？　また、施工不良やサポート片受（ケーブル接続の外側を補強する特殊継ぎ手：普通は塩化ビニール製？）のストレス要因が重なり断線した・・」と言うのです。

「外気温度の変化による“ケーブルの伸び”」は普通に起こることで、当然、対策が取られているはずです。

東電は慌てて発電所構内の「直ジョイントのケーブル遮蔽胴テープの固定部」をチェックするようです。