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2015年5月18日 (月)

私の世界・知らない世界―「ニカラグア大運河の建設!?」

ネットの5月16日のCNNニュース写真集「ニカラグア湖、大運河建設の前に見る景色」からです。

「ニカラグア大運河の建設」について、パナマ運河を調べた時に気になった覚えはあるのですが、その建設計画はかなり具体的に進んでいて、大運河完成が2019年ですから、“夢の実現”が東京オリンピックより早いのです。

以下にウィキのニカラグア大運河計画図の写真は、パナマ運河以前にアメリカが考えていたころのものだそうです。

1899年に描かれたニカラグア運河の地図

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CNNはニカラグア湖の環境問題を取り上げ、以下の「今のうちに・・」という観光案内の写真を紹介していますが、最後のグラナダの写真はニカラグア運河とも、環境問題とも無関係です。

ニカラグア湖に浮かぶオメテペ島。淡水湖に浮かぶ火山島としては世界最大=THE NICARAGUA TOURISM BOARD提供

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湖には365の小島が浮かび1200人が暮らしている=THE NICARAGUA TOURISM BOARD提供

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ニカラグア湖の南端に位置するソレンティナメ諸島には、さまざまな鳥や植物が生息している=THE NICARAGUA TOURISM BOARD提供

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湖畔の都市グラナダでは毎年2月に国際ポエトリーフェスティバル(詩祭)が開催される=THE NICARAGUA TOURISM BOARD提供

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何しろ、バックにゴリオシの中国が付いている? のですから、いろいろ問題はあっても、出来たも同然で、「あなたたちは、先に同じかもっと大きな罪を犯している・・」と言われれば、反論は無理です。

計画は6つのルートが検討され、その第4番目です。

6つのルート(“oceandictionary.jp”のニカラグア大運河計画概要書(GCIN)より)

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詳細なルート図(ウィキの脚注より)

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計画を阻害するのは環境問題もありますが、運河は船が山を登る仕組みが必要で、肝心なのは40万トンの超巨大貨物船(ULBC)(長さ365m、幅65m、喫水23.5m)を浮かべて持ち上げるための多量の水(山の上の湖など:人口湖も一応可能、ただ、汲み上げに膨大なエネルギーを要することになる)が四季を通じて用意出来るか? という問題です。

運河周辺は豪雨も困るのですが、何か最近、南米は渇水に悩まされているところがあり不吉な予感がします。

「船頭多くして、船山に登る・・」にならなければ良いのですが?

『ニカラグア湖、大運河建設の前に見る景色

2015.05.16 Sat posted at 09:30 JST

(CNN) ニカラグア湖での生活は、平穏かつ素朴で、外部との交流も少ない。しかし、現在ニカラグアでは、建設業者がパナマ運河になぞらえる大運河の建設が進んでおり、この運河が完成すると状況が一変する可能性もある。

香港に拠点を置くコンソーシアム、香港・ニカラグア運河開発投資会社(HKND)が主導する総工費500億ドル(約6兆円)のニカラグア運河が完成すれば、ニカラグアを貫く形で大西洋と太平洋とを結ぶ新たな巨大航路が誕生することになる。

HKNDは、ニカラグア政府から50年間にわたるニカラグア運河の建設・運営権を与えられており、期間の延長も可能だという。

「ニカラグア大運河」や「大洋間運河」とも呼ばれる運河の全長は278キロで、カリブ海側のリオ・プンタ・ゴルダから、太平洋側のブリトへと通じる。幅は最大約520メートル、水深は約27メートルで、完成すれば、水深、幅ともにパナマ運河を上回る。HKNDは昨年12月22日に開催した式典で、運河建設の開始を発表した。

運河のルートを切り開くために、3万人が移転を迫られるとの予測もあり、建設予定地域の住民や、手付かずの壮観な景色を愛する人々にとっては切迫した状況だ。

ニカラグア湖はこの運河のルート上にある。中米最大の淡水湖であり、ニカラグアの生態系の重要部分を維持しているだけでなく、多くのコミュニティーの支えとなっている。

湖の水深は浅く、運河建設の際に湖底の土砂を除去する浚渫(しゅんせつ)が必要になる。ニカラグア科学アカデミー幹部で、中米大学・分子生物学センター長のホルヘ・A・フエテ・ペレス博士は「運河建設に伴う浚渫により、ニカラグア湖の水は濁り、低酸素症や富栄養化が発生し、『死の湖』と化してしまうだろう」と危機感を募らせる。

フエテ・ペレス氏はまた、「船の往来により、有毒な堆積(たいせき)物や化学物質で水が汚染されたり、破壊をもたらす侵入種の動植物が入ってきてしまう」と懸念を示す。

湿地帯もこれまで以上に破壊のリスクにさらされる可能性がある。2019年に完成するまで、運河がニカラグア湖に与える影響の全容は分からない。

一方、HKNDは今年1月、昨年7月にニカラグア各地で公開会議を開催し、主婦、学生、専門家、農家、漁師、職人、実業家、学者など約5000人が参加したことを明らかにした。また記者会見で新運河のルートや、運河建設プロジェクトの技術的、地質学的、文化的、環境的影響について説明し、その模様がリアルタイムで放送されたとしている。

しかし、この野心的な運河の実現性を疑問視する声もある。米ライス大学土木工学部長のペドロ・アルバレス氏は、運河が完成にこぎ着けるか疑問を呈する。最大の懸念はニカラグア湖への深刻な被害だという。

こうした懸念の声が上がる中、プロジェクトは今も着々と進行している。美しいこの地域を見られるうちに、この地を訪問した方がいいかもしれない。

ニカラグア運河 (Canal de Nicaragua)

HKNDグループが建設中のカリブ海と太平洋と大西洋を結ぶ運河である。

20141222日に着工式典を開催した。5年後の2019年に完成予定である。このプロジェクトの実現可能性を疑問視する声も多いが、オルテガ大統領側は工事が生み出す5万もの雇用の経済効果を強調している。・・・

建設主体の決定

その後もニカラグア国内では運河の実現を夢見る動きが続いてきた。オルテガ政権は20136月、中国政府と関係があるとみられる香港系企業に新運河の計画・建設・運営を認めることを決定した。この香港企業(HKニカラグア運河開発投資会社:HKND)は、中国で信威通信産業集団を経営する大富豪、王靖が経営しており、プロジェクトの資金として投資家から400億ドルを既に集めて20141222日に着工された

ルートの決定

6つのルートが検討の俎上に上ったが、このうちの第4ルートに決定され、201477日にHKND社が発表した。このルートは、太平洋側のブリト(Brito)から始まり、ニカラグア湖と新しく建設される人工湖(Atlanta湖)を経て、大西洋・カリブ海のプンタ・ゴルダ(Punta Gorda)川付近へ至るもので、全長は259.44kmである。なお、運河の延長として278km と記述され報道されることが多いが、これは、6つのルートが検討されていた段階での延長である。

運河の詳細計画

運河の総延長は前記のように、259.4kmである。これに加えて、太平洋側に1.7km、カリブ海側に14.4kmの航路浚渫延長があるのでこれらを含めると、275.5kmとなる。主に、西運河、ニカラグア湖、東運河の3区間に大別される。西運河区間は、全長25.9km、ニカラグア湖区間は106.8km、東運河区間は、126.7kmである。幅員は、230m280m、水深は、26.9m29.0mであり、25000TEUのコンテナ船(長さ500m、幅72m、喫水18m)や、40万トンの超巨大貨物船(ULBC)(長さ365m、幅65m、喫水23.5m)を通行させることになる。・・・(=ウィキペディア)

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