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2015年5月 7日 (木)

私の世界・知らない世界―中央アフリカのコンゴ、森林の減少!?

ネットの“Nasa arth Observatory”の「ランドサット衛星による森林の消滅地図」:”Mapping Forest Loss with Landsat“(May 7, 2015)からです。

2000年以降に、アフリカの中央部のコンゴでは人々の開拓が進むなかで、森林が減少しています。

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近年、アフリカのみならずブラジルや東南アジアなどで森林の破壊・減少が進んでいて、例をあげればタイの北東部では森林が消え、“塩害”で不可逆的と思える環境破壊が進んでいるのです。

以下は、森林が破壊されると塩害が出てくるメカニズムの説明図ですが、アフリカもやがて、そうなる可能性があります。

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マップでコンゴの同じ地域を見ると集落や町が出来、周辺の開墾(タバコなどの商品作物?)や薪炭材利用による森林減少が進んでいます。

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なお、日本を含む西欧先進諸国は、その共同正犯であるという自覚を忘れてはなりません。

森林破壊

自然の回復力を超える樹木の伐採により森林が減少もしくは存在しなくなる状況を指す。国連食糧農業機関 (FAO) の統計によれば、全世界の森林面積は1990年には4,077,291haであったが、2005年には3,952,025haとなった。すなわち、この間に125,266haの森林が消滅した(全世界の3.1%にあたる)。 森林面積の変化は地域の差がある。東アジアは増加、ヨーロッパは微増、しかし東南アジアやアフリカや南アメリカでは大きく減少している。すなわち、熱帯雨林の森林減少が地球規模で進行している。

日本は森林の割合(森林率)が国土の68.9%を占め、森林大国と言われる(森林大国として名高いカナダでも森林の比率は45.3%)。ただし、人口が多いため、一人当たりの森林蓄積量は世界平均の6分の1ほどである。・・・

燃焼材木(薪炭材)としての利用

アフリカや中南米の熱帯地域では、木質燃料の比率が非常に高い状況にあり、薪炭材の利用が急増しているとの指摘がある。これらの地域では、貧困のためエネルギー源は安価な薪炭材に頼らざるを得ず、熱効率の悪い調理用カマドが使用されている等の事情から、人口の急増に伴って、家庭用エネルギー源としての薪炭利用が増加したとの見方もある一方、家庭用の薪炭については、枯木や枝木を採取することが主で、大木を伐採して薪炭材として利用することは少ないとの意見も存在する。これら薪炭材をめぐる森林伐採の問題については、世界銀行の研究報告によると「世界で伐採される(建材も製紙用の伐採も全て含んだ)木材の6本に1本は、葉タバコを乾燥するために使用されている」。また、1998年には、世界公衆衛生協会連盟(WFPHA)の政策文書においても「森林破壊がタバコによる主要な害悪」の1つとして掲げられており、WHO(世界保健機関)からも「途上国でのタバコ栽培と森林破壊についてのカラー図版」が公開されている。なお、タバコの乾燥に使用される木の伐採の具体的な事例の1つとしては、タンザニアの森林破壊がある。(=ウィキペディア)

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