私の世界・知らない世界―「サウジ王族バカンス、側近ら1000人以上連れ南仏へ・・」の場所!?
ネットのAFPのニュースから「サウジアラビアのサルマン国王(King Salman)は今週末、夏季休暇を過ごすためリゾート地として知られる南仏コートダジュール(French Riviera、フレンチリビエラ)に、1000人以上の側近や付き人らを引き連れて到着・・」という話ですが、その別荘の場所が気になります。
各報道機関はサウジ国王のことを配慮してか? 南仏コートダジュールやフレンチリビエラとしか報道していません。
コート・ダジュール(Côte d'Azur)
フランス南部に所在する、風光明媚な保養地として知られる海岸。ふつうトゥーロンを西端、イタリア国境を東端とする地中海沿岸の一帯を指す。「リヴィエラ」と総称される海岸リゾート地の西側(フランス側)にあたり、英語ではフレンチ・リヴィエラ(French Riviera)とも呼ばれる。・・・(=ウィキペディア)
この“コート・ダジュール”から探すのは到底無理ですが、AFPの発信地が“バロリス/フランス”とあり“バロリス(ヴァロリス)”ならかなり絞れます。
ネットの朝日新聞DIGITALの報道写真に参考となる別荘の写真があり、それをヒントに海岸線を丁寧に探すと分かりました。
サウジアラビアの国王の訪問に合わせ、閉鎖された海岸には24日、別荘と海岸をつなぐ臨時のエレベーターが設けられていた=AP(ネットの朝日新聞DIGITALより)
よく見ると施設の名が“地平線城(Château de l'horizon)”となっていて、サウジ王の居城(別荘)にはもってこいの名前と思ってしまうのですが、本当にココか? は、何とも言えません。
話しは別に:上から見た“地平線城(Château de l'horizon)”は中が分からないので何とも言えませんが、私的にサウジ王の別荘として、緑が少なく殺伐とした感じがして不満? というか、「もっと、良いところがあるのに・・」と思ってしまうのです。
一例ですが、“バロリス(ヴァロリス)”の東側(イタリア寄り)に小さな半島がありその先端部にはヘリポートもあり素敵な感じ、半島の先端なら警護も簡単です。(どうでもいいことで、大きなお世話ですが・・)
話しの続き(後で追加):調べてみると、ヴァロリスの“地平線城(Château de l'horizon)”は当り! というか、前サウジ国王のファハドさんの持ち物、別荘の城(Le chateau sous le roi Fahd)でした。元は女優マクシーン・エリオットのために友人のアメリカの建築家によって1932年に造られたものだそうです。
前の写真からすると、現在かなり老朽化(前面プールや階段部分など)して、痛んでいるところもあり、そういえばマップでは工事中のようなところもあります。
ファハド・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール・サウード(1923年~2005年8月1日)
第5代サウジアラビア国王。ワッハーブ派イマームとしてはファハド1世。長男はファイサル・ビン・ファハド。・・・(=ウィキペディア)
『サウジ王族バカンス、側近ら1000人以上連れ南仏へ
(2015年07月25日 19:15 発信地:バロリス/フランス)
【7月25日 AFP】サウジアラビアのサルマン国王(King Salman)は今週末、夏季休暇を過ごすためリゾート地として知られる南仏コートダジュール(French Riviera、フレンチリビエラ)に、1000人以上の側近や付き人らを引き連れて到着する。
サルマン国王の3週間の滞在で地元経済は大きな恩恵を得られるかもしれないが、王族のプライバシーと安全のために公共のビーチが立ち入り禁止となるために怒りの声も聞かれている。
アンティーブ(Antibes)からマルセイユ(Marseille)の地中海沿岸の途中には、約1キロにわたってサルマン国王一族の別荘の敷地が広がっており、側近らもここに滞在する。その他の約700人はカンヌ(Cannes)の一流ホテルに宿泊する予定だ。また王族の休暇には一般のサウジアラビア国民もついていくのが習わしで、フレンチリビエラのリゾートには約1000人のサウジアラビア人が押しかけることになる。
カンヌのホテルの支配人協会を代表するミシェル・シュビヨン(Michel Chevillon)氏は「彼らには大きな購買力があり、高級ホテル業界だけでなく小売業や観光業全体が活気づく」と述べている。
しかし歓迎の声ばかりではない。王族のプライバシー保護と安全上の理由で、公共のビーチは約1キロにわたって立ち入り禁止となる。別荘から300メートル以内に海側から近づけば、沿岸警備隊に制止される。またビーチから別荘への直通エレベーターの建設が始まっているが、浜辺に直接セメントを流し込み、大きなひんしゅくをかっている。
サウジ王族による公共のビーチの「私物化」に反対する署名には、8日間で4万5000筆が集まった。署名は「この自然区域は、他のいかなる公共の海洋資産と同様、本来、公共財産であり、住民、観光客、フランス国民、外国人、通りかかる人などすべての者がその恩恵にあずかれるべきだ」とうたっている。』(c)AFP
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