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2015年7月13日 (月)

私の世界・面白い話のネタ―「“除菌”・“消臭”の思い違い・・!?」

最近、テレビで除菌消臭スプレーの宣伝を良く見るのですが、それを見ているといつも、「何かが、違う・・!?」という感じ? が募るのです。

昔の話ですが、家の親父(私の父)は蚊が嫌いで、夜寝るときに蚊帳を吊るのですがそれでも足りず蚊取り線香を焚き、蚊取りスプレーで思い切り駆虫剤を天井に向けて撒いていました。

可笑しなもので、それでなのか? 駆虫剤などスプレーの芳香は今でも好きで、除菌消臭スプレーと聞くと、何か昔を思い出すのです。

ただ、中学生の理科でだと思うのですが? 駆虫剤の原理を知って驚き、親父にやたらと蚊取りスプレーを天井に向けて! は、止めるよう苦情を言った覚えがあります。

駆虫剤は油溶性の神経毒成分で、昆虫は人のように体内に油をほとんど持たず、神経の鞘の絶縁のために油成分が唯一存在するので、駆虫剤がその鞘の油に溶け直ぐに神経毒が効くというものです。

特異的に昆虫だけに効く神経毒というものではなく、人の神経にも効く毒ですが、人は油が体中にある分、“良し”としているだけなのです。

それで消臭・除菌スプレーですが、不思議に思うのは何かを撒く、つまり足すのに“除かれる”とか“消える”ということの意味です。

あるメーカーの“消臭効果”の説明は、

『トウモロコシ由来の消臭成分、環状糖類(サイクロデキストリン)はトウモロコシのでん粉を出発原料とする包接化合物で、そのドーナツ状の構造特性から、その空洞分にニオイの分子を包接することにより消臭に高い効果を発揮・・』

ということで、消えたのではなく隠した? ので、臭い成分はまだそこにあり、分からないだけです。当然、呼吸すると肺などから体内に入ります。「別の“強烈な良い匂い成分”を混ぜて紛らわす・・」というのと、足していると言う意味で大差ありません。

それと、この頃「何でも、除菌!・・」ですが、「自分は、その体内に棲む細菌やウイルスなどの様々な微生物の共棲体である・・」ということを忘れてはなりません。

1人の人間にすんでいる細菌は約100兆いることが突き止められている。つまり、わたしたちを構成している細胞のうちわずか10分の1しか本当の「人間」ではないということになる。その他の10分の9はほかの生体に属する。』(『私の世界・知らない世界―「私のうち、本当に私に属するのは10分の1しかない!」 の?』より)

“消臭スプレーの安全性”をネット検索すると、古い国民生活センターのレポートがあり、消臭剤は「室内環境汚染物質の一つ」と言っています。

『スプレータイプの消臭剤の商品テスト結果[国民生活センター 200166:公表]

<実施の理由>

 清潔志向の高まり等からか、「生活空間におけるニオイ」に敏感になっている人が多くなり、従来からの据置タイプに加えて、最近は短時間で集中的に効果のある、エアゾールタイプ等のスプレータイプの消臭剤が広く販売されてきている。しかし、消臭剤については消臭効果や周辺環境に及ぼす作用など、商品を選択し使用する上での情報が少ない。また、最近、シックハウス症候群など室内空気汚染物質によるものと思われる疾患が増加しているが、家庭内で使用される消臭剤などと室内の空気汚染に、どのような関係があるのかあまり知られていない。

 そこで、スプレータイプの消臭剤について、悪臭成分の減少率、感覚的な消臭効果、総揮発性有機化合物(TVOC)量等について調べ、消費者が商品を購入、使用する際に参考となる情報を提供することとした。

<結果・現状>

 アンケート調査の結果では、9割以上の人が日常生活でニオイが気になる経験をしており、8割の人は消臭剤等の利用経験があった。消臭効果の結果では、商品の香りが強いと悪臭成分がにおいにくくなり、結果的に消臭効果が高いということが分かった。環境性では、身体への直接的影響や毒性という観点ではなく「室内空気の質の目安」という観点で厚生労働省から総揮発性有機化合物(TVOC)量の暫定目標値が出されている(400μgm3)。消臭剤を6畳間で使用目安量を使用すると、45の銘柄でこの暫定目標値を超えており、換気をしないと、30分経過しても室内におけるTVOC量は暫定目標値を超えるものが多かった。安全性では、肺への吸入性という観点からスプレーの粒子の大きさ(平均粒子径)を調べたが、肺への吸入性があるといわれている平均粒子径の小さい銘柄がエアゾールタイプに見られた。一方、ポンプタイプは平均粒子径が100μm以上で、肺へ吸入される可能性は低く、引火性の点からも安全性が高い商品であった。

<問題点>

 使う場所や効果のあるニオイなどの用途表示が見られたが、表示のあった用途に対して特異的に消臭効果が高いということはなく、消臭効果等の改善及び用途表示の見直しをしてほしい。空気自体をきれいにするとも受け取れる表現が見られたものもあり、消費者に誤解を招くと思われる恐れがあるため表示の改正及び見直しをしてほしい。消臭剤のような室内で使用する家庭用品に関しても室内環境汚染物質の一つであるので、早急に何らかの基準作りをしてほしい。

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