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2015年9月24日 (木)

騙されてはいけない1331―今起こっている福島原発事故・「フランスCEAとの情報交換協定の締結」で、CEAの原子力施設の場所!?

東電の9月24日の記者会見配布資料「フランスCEAとの情報交換協定の締結について」からです。

東電は「フランスCEA(原子力・代替エネルギー庁)と、廃止措置サイトの運営管理および技術的課題に関する経験や情報の交換を行うことで合意し、情報交換協定を締結・・」ということの報告です。

内容に興味がある人は以下のURLです。

http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2015/images/handouts_150923_04-j.pdf

その報告には「フランスCEAの主な施設」として、“マルクール原子力施設”と“カダラッシュ原子力施設”があげられているので、マップ検索で見てみることにしました。

マルクール原子力施設:原子力発電や使用済み燃料再処理、高速増殖研究炉の運転など多数の事業が行われた。現在はこれらの廃止措置を実施中。

カダラッシュ原子力施設:CEAによる原子力研究センター。高速増殖炉の運転、解体を実施。溶融炉心コンクリート反応の実験施設などを有する。

サイトの探査はいろいろ苦労しましたが結果論的に言うと、“マルクール原子力施設”は“Marcoule Nuclear Sit”、“カダラッシュ原子力施設”は“Centre de Cadarache”での検索が良いようで、どちらもフランス南東部の避暑地コートダジュールの近くです。

マルクール原子力施設とカダラッシュ原子力施設の場所

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マルクール原子力施設はマスキングされているのか、単なる更地のマルクール・センター(“Centre de MARCOULE”)となっています。

なお、本体はマルクール・センターの南側のメッシュが入っている場所のようです。

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多分、当初の目的は違うと思うのですが、ローヌ川の対岸にはレジャー用? の湖があって人が泳いでいて、その説明には、「この湖は、さわやかな家族の遠出のための理想的な場所です。湖側の6キロは釣り、ピクニックや水泳のために開発」だそうです。

マルクール原子力施設

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在りし日? のマルクール原子力施設(写真はウィキより)

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カダラッシュ原子力施設はカダラッシュ(Cadarache)という地名とは違う場所です。

こちらは上からの航空写真を少し曇らせて? いますが、ストリート・ビューで玄関が見れます。

カダラッシュ原子力施設(写真はストリート・ビューとウィキより)

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Photo_2 

ラプソディ(:Rapsodie)

フランスの高速増殖炉である。プロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏、ブーシュ=デュ=ローヌ県のカダラッシュ(Cadarache)に建設された。フランス初の高速増殖炉である。1967年に初臨界を達成した。ラプソディはループ型の原子炉であり、熱出力は40MWであった。発電は行われなかった。1983年に閉鎖された。廃炉跡地は、現在ラベンダー畑に囲まれている。プロヴァンス地方では夏の終わりにラベンダーが満開になり、それは非常に超現実的な光景を作り出している。(=ウィキペディア)

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