私の世界・知らない世界―「ナチス「黄金列車」発見・・」の場所！？

ネットのAFPの記事から、「ナチス・ドイツ（Nazis）が強奪した財宝を載せた「黄金列車」を発見したと主張するドイツ人とポーランド人のトレジャーハンター2人が4日、初めて公の場に姿を現した・・」というニュースです。

最初の「ナチスの「黄金列車」を発見か？・・」という時は、余りに与太話のようなので、取り上げるのを止めていました。

今回、「二人は公の場に、ポーランド人のピオトル・コペル（Piotr Koper）と、ドイツ人のアンドレアス・リヒター（Andreas Richter）と名乗り出た・・！」のですから、相当な自信があるのでしょう。

マップでその場所を探査するなら、“ポーランド、Lower Silesia、Walbrzych”で、以下の“バウブジフ（Walbrzych）の一帯とその延長の線路周辺”は直ぐに分かります。

 

どうもベルリンからドレスデン、もしくはドイツの各地（収容所や検問所）からドレスデンに集めた財宝を運んでいる途中と思われるのです。

「近くに寄って、鉄道路線を特定・・？」と思いましたが、何しろ下の写真にあるように“地下トンネル”で、かつ“バウブジフ（Walbrzych）の一帯とその延長の線路周辺”ですから、分かるわけがないのです。

・・でも、逆にいうと私のような暇人でかつ野次馬的好事家（好き者、マニア）はマップで鉄道路線を辿り、トンネルの位置や財宝の場所を推定して遊ぶと、半日や１日は直ぐに経ちます。

注）好事家：読み方　コウズ（ｋｏｕｚｕ）、変わった物事に興味を抱く人

ドイツ人とポーランド人のトレジャーハンター2人に若干同情するのは、『ユダヤ人組織「世界ユダヤ人会議（World Jewish Congress）」は、ナチスによるホロコースト（ユダヤ人大虐殺）の犠牲者が所有していた貴重品が発見された場合は、その所有者、または相続人に全て返還してほしい・・』ということで、ポーランド政府に“取得物の価格の10％の報労金を受け取る権利”を交渉するのは簡単なことですが、その財宝の所有者、または相続人となると天文学的時間と手間が掛り不可能です。

話しは別に：たまたま、確認のため好事家をネット検索すると、読みが“コウズ（ｋｏｕｚｕ）カ”だそうです。

知らずに、今までずっと“コウジカ”で通していました。ホントなんやろか？

『ナチス「黄金列車」発見を主張の2人、初めて身元明かす

（2015年09月05日 15:24　発信地：ワルシャワ/ポーランド）

【9月5日 AFP】ナチス・ドイツ（Nazis）が強奪した財宝を載せた「黄金列車」を発見したと主張するドイツ人とポーランド人のトレジャーハンター2人が4日、初めて公の場に姿を現した。

ポーランド人のピオトル・コペル（Piotr Koper）と、ドイツ人のアンドレアス・リヒター（Andreas Richter）と名乗り出た2人は、公共放送ポーランド・テレビ（TVP）の取材に応じた。

コペルさんはTVPに対し「われわれは（黄金列車が）存在する動かぬ証拠をもっている。だが、列車にまつわるマスコミの大騒ぎの責任はわれわれにはない」と語った。コペルさんはさらに、2人は8月18日、ひそかに現地当局へ証拠を提示したが、それが後にメディアへ漏れたと主張した。2人は自身たちだけで、列車と積載されているであろう財宝を発掘する資金力は十分にあると述べている。

ポーランドの法律によれば、2人には取得物の価格の10％の報労金を受け取る権利がある。2人は発見によって得た報労金の一部は、現地に博物館を建てるために使うと約束しているが、今後は弁護士を通じてのみ発表を行うと述べた。

一方、ユダヤ人組織「世界ユダヤ人会議（World Jewish Congress）」は、ナチスによるホロコースト（ユダヤ人大虐殺）の犠牲者が所有していた貴重品が発見された場合は、その所有者、または相続人に全て返還してほしいと呼び掛けている。

現在、列車が存在すると考えられているポーランド南西部ドルヌィ・シロンスク（下シレジア、Lower Silesia）県バウブジフ（Walbrzych）の一帯とその延長の線路周辺は、やじ馬などが押し掛けることを防ぐため、警察が立ち入り禁止にしている。』(c)AFP