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2015年9月 9日 (水)

私の世界・知らない世界―「旅客機内で最も不衛生な場所は、トイレではなく食事用のテーブルだった・・!?」

ネットのCNNのニュースから「旅客機内で最も不衛生な場所は、トイレではなく食事用のテーブルだった・・」という驚くべき「トラベルマス(Travelmath.com)の調査結果」の話です。

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最も不衛生だった“機内食などに利用する折り畳みトレー”の細菌の量を表すCFUという単位ですが、細菌の数ではなくコロニー形成単位(CFUColony forming unit)です。

コロニー形成単位(Colony forming unit

微生物学で、ある量の微生物(細菌等)を、それが生育する固体培地上にまいた時に生じるコロニーの数。集落形成単位ともいい、略称でCFUとも呼ばれる。まいた微生物中に含まれる増殖可能な微生物細胞の数を示す単位として用いられる。微生物では一般に細胞の生死を直接判別できないため、CFUは生存細胞の数を表す指標として用いられる。例えば培養液を10**5倍に希釈して0.1mlをまき、100個のコロニーが生じた場合、培養液中の生存細胞数は100÷0.1×10**510**8CFU/mlと計算される。(=ウィキペディア)

・・で、「単位数は1平方インチ(約6.45平方センチ)当たりの平均で2155に上った・・」のですから、上の仮定によると2155×10**6となり、1平方インチ当たり(約6.45平方センチ≠3cm×3cmより小さい範囲)の小さな場所に細菌の数が約22億匹にもなります。

なお、子供たちが良く利用する“空港の噴水式水飲み場の押しボタン”も1平方インチ当たり1240CFUで、約12億匹です。

ただし、人の口腔内細菌数は1兆を超えるともいわれています。数だけでいうと、まだ機内の折り畳みトレーの方が清潔では・・?

『写真特集:実は汚い?! 飛行機旅行で気をつける場所は

2015.09.08 Tue posted at 12:04 JST

(CNN) 旅客機内で最も不衛生な場所は、トイレではなく食事用のテーブルだった――。旅行情報サイトの「トラベルマス(Travelmath.com)」がそんな調査結果を発表した。

同社は微生物専門家の協力を得て調査を実施。米国内の5空港と大手航空会社2社の旅客機4機から26種類のサンプルを入手して、細菌の量を調べた。

その結果、最も不衛生だったのは機内食などに利用する折り畳みトレーで、細菌の量を表すCFUの単位数は1平方インチ(約6.45平方センチ)当たりの平均で2155に上った。

「つまり細菌が直接口に入ってしまう可能性もあるということ。食品とテーブルとの直接的な接触は一切なくした方がいい」とトラベルマスはアドバイスする。

折り畳みトレーに次いで細菌量が多かったのは、空港の噴水式水飲み場の押しボタン(1平方インチ当たり1240CFU)、旅客機の頭上換気口(同285CFU)、トイレ流し用のボタン(同265CFU)、シートベルトのバックル(同230CFU)、トイレ扉の施錠用ロック(同70CFU)の順だった。

トレーの方がトイレよりも細菌量が多かった理由についてトラベルマスでは、トイレは乗務員が頻繁に清掃している一方、座席周りの拭き掃除までは手が回らないのかもしれないと推測している。今回の調査では見つかった細菌の種類は明らかにしていない。ただ、食中毒の原因となる大腸菌などの検査はいずれも陰性だったという。

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