私の世界・知らない世界―「ビリー・ザ・キッドの500万ドル(約6億円)に上る超お宝写真が見つかった・・!?」
ネットのロイターのニュースから、「ジェシー・ジェームズの新たな写真」(CNNの記事から「西部開拓時代(よき日?)の無法者(英雄or義賊?)J・ジェームズの新たな写真・・!?」で既報)に続き、今回は「ビリー・ザ・キッドの500万ドル(約6億円)に上る超お宝写真が見つかった・・」と言うお話です。
500万ドル(約6億円)に上るビリー・ザ・キッドの超お宝写真
・・で、その写真ですが良く似た体格(160cm 足らずの華奢な体つき)の人物が二人写っています。多分、向って左がビリーとは思うのですが、確証がありません。ウィキにビリーの1人で写った貴重? な写真があるので比較してみました。
これで見ると、やはりビリーは向って左のようです。
ついでにビリーの宿敵、パット・ギャレットの写真もウィキからです。
パット・ギャレット
なお、ビリーが生まれた1859年(11月23日)はまだ日本は江戸時代の安政6年(“安政の大獄:”のあった年)で、死んだ1881年は明治14年、同年7月14日に保安官パット・ギャレットに21才の若さで射殺されました。
『ビリー・ザ・キッド超お宝写真、歴史マニアの直感が「掘り出す」
(2015年 10月 19日 13:53 JST)
[デンバー 16日 ロイター] - 米カリフォルニア州の骨董品店で2ドルで売られた3枚の写真の1枚が、米西部開拓時代の有名な無法者、ビリー・ザ・キッドのものだと判明し、売りに出された。その価値は500万ドル(約6億円)に上るという。
5年前にこの写真を購入した自称歴史マニアの男性は、写真の中の1人がビリー・ザ・キッドにそっくりだと思い、サンフランシスコの古物収集品会社、ケイガンズに鑑定を依頼した。その結果、ビリー・ザ・キッドが写っている非常に珍しい写真であることが判明した。
1878年にニューメキシコ州で撮影されたティンタイプ(ブリキ板や鉄板に感光剤を塗って撮影した写真)で、大きさは4×5インチ(約10×13センチ)。ビリー・ザ・キッドと仲間たちが一緒に写っている。
ビリー・ザ・キッドが写っている写真はこれを含めて2枚しか見つかっておらず、もう1枚は2011年にオークションにかけられ、230万ドルで落札された。
男性はケイガンズに写真の販売を依頼。既に仕事は辞めており、今後は古物収集に専念するという。』
ビリー・ザ・キッド(Billy the Kid、1859年11月23日~1881年7月14日)
アメリカ西部開拓時代のアウトロー、強盗。弱きを助け強きをくじく義賊として映画や小説で伝説的に描かれたことで、西部劇の英雄として人気がある。
アウトロー時代
12歳の時に、母親を侮辱した男を殺してアウトローとなったとされ、10代はじめに殺人を犯してから死ぬまでに21人を殺害した(メキシカンやインディアンは含まない)とされる。但し、研究者によれば、実際に家を出たのは母が死んだ15歳の時、最初の殺人を犯したのは17歳の時であったという[誰によって?]。また、殺害した人数については、確実だと目される実数はおそらく9人(自分1人で4人、他の助けを得て5人)ではないかとも言われている。
アリゾナやテキサス、さらにメキシコ国境で牛泥棒、強盗や殺人を重ねた。
リンカーン郡でイギリス移民ジョン・タンストールの売店の用心棒となったが、商売敵との縄張り争いが拡大し、リンカーン郡戦争と呼ばれる騒動に発展、過失で4人を射殺し1880年12月に友人でもあった保安官、パット・ギャレットによって仲間と共に逮捕される。1881年4月18日に刑務所を脱走。このことが『ニューヨーク・タイムズ』で報じられ、有名となる。
闇討ちにより死亡
1881年7月14日、ニューメキシコ州フォートサムナーにてギャレットに射殺される。その時ビリーは丸腰で、寝室から食べ物を取りに部屋を出たところを闇討ちされたと言われる。寸前に発した最期の言葉はスペイン語の「誰だ?(¿Quién es?)」だとされている。だが死の状況に不自然な点も多く、後に自分こそがビリー・ザ・キッドだったと名乗り出た人物などもいて、生存説も根強く残されている。
射撃の腕
広く知られている、伝統的なビリー・ザ・キッド像は21人を殺し、21歳で殺された左利きの伝説的な早撃ち少年ガンマンというものである。
実際、射撃と騎乗に関しては天賦のものがあったようで、馬を疾駆させながら杭に止まった鳥を次々に打ち落としたり、空中に投げ上げた空き缶が地上に落ちる前に6発、弾倉が空になるまで撃ち当てることができた、といった技術を賞賛する同僚のカウボーイの証言や世話になった家族の前で見事なロデオの腕前を見せた証言が残されている。多くの目撃者が居た一例を挙げると、ビリーがサムナー砦に潜伏していた時、ビリーが居たサロンに流れ者のカウボーイのジョー・グランドがやって来た。ジョーは喧嘩っぱやく自慢の真珠のグリップの拳銃を抜きたがる危険な男だったが、ビリーはまず持ち味の人当たりの良さを発揮してジョーに拳銃を見せてくれるように頼み、残弾を確かめて初弾が空のシリンダーに当るように回しておいた(または弾を抜き取ってしまっていたとも)。やがて口論になり、ビリーがサロンの入口に向かうとジョーはビリーの背に向けて引き金を引いた。撃鉄が空のシリンダーを叩く音を聞くと、ビリーは凄まじい速さで振り返りながら抜き撃ちをし、ジョーの眉間を三発撃ち抜いた。何事もなかったかのように鼻歌を歌いながら去っていくビリーの後に残された死体を確かめると、ほぼ同じ場所を撃ち抜いた弾痕はコイン一枚分ほどの大きさしかなかったという。
その他の特徴
左利きであったという伝説も有名である。残された写真では左に拳銃を差していたことに拠り、後に映画などでその伝説が定着した。これは、実際には写真が裏焼きで裏返しになっていただけだという説、ビリーは小柄だったので女物の服を着ていたため、写真は裏焼きではなく、右前のボタンの位置から見て左利きであっているという説があり、議論は続いている。2015年10月、カリフォルニア州の会社が2010年に骨董品店で見つけたとされる写真を売り出した。
目は青く、史伝などによれば身長は5フィート8インチないし9インチはあったとされる(西部劇のヒーロー的にあまり背が低いとまずかったのかもしれない)が、残された写真のウィンチェスターライフルとの比較などの研究者の分析の結果、身長は5フィート3インチ (160cm) 足らずの華奢な体つきで、キッドの二つ名通り小柄で非常な優男だったようである。
よく知られた彼の特徴として、修羅場の最中でも常に上機嫌な笑顔を浮かべて哄笑を発しながら人を殺したという。ビリーを射殺したパット・ギャレットの本に拠れば、新聞ではビリーは反っ歯と言われているが、前歯がリスのように大きくて歯列全体が前にでているので、意識しないと、笑うつもりがないのに笑ったように見える地顔であったという。また、手と足がとても小さかったとも述べられ、この二つの特徴も残された写真から読み取れる。ビリーが世話になったポーリータ・マックスウェルの証言などに拠れば、身なりにとても気を使う伊達者で、ファンダンゴの名手であったとされる。その時代のアメリカ西部の無法者としては口が達者で、異様に親しみやすい態度の持ち主であったという。
パット・ギャレット(Patrick Floyd Jarvis Garrett, 1849年6月5日 - 1908年2月28日)
アメリカ西部開拓時代のガンマン。
1849年、アラバマ州生まれ。家族とともにルイジアナ州に移住して成長する。
1869年、家を出てダラスでカウボーイになる。
1875年、バッファロー・ハンターに転身。
1879年、Juanita Gutierrezと結婚するも、1年で死に別れる。その後、Juanitaの妹、Apolonariaと再婚して9人の子供に恵まれる。
1880年11月7日、フォートサマーの保安官に指名される。同年12月、ニューメキシコ州知事ルー・ウォレスが500ドルの賞金をつけていたビリー・ザ・キッドとその仲間を逮捕した。
1881年4月18日、キッドが刑務所から脱走したため、再びキッドを追跡して、同年7月14日、彼を射殺した。
1882年に保安官の任期を終えたパッドは牧場を経営しながら、キッド射殺の経過を著した本を発刊。その後、各地の保安官などをつとめ、引退してニューメキシコ州で牧場を経営した。
1908年、土地売買のトラブルから背後から銃撃されて死亡した。(=ウィキペディア)
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