騙されてはいけない1354―今起こっている福島原発事故・「淡水化装置（ＲＯ２－５）のブースターポンプ出口配管継手部から堰内への漏えい・・！？」

東電の11月16日の記者会見配布資料「淡水化装置（ＲＯ２－５）のブースターポンプ出口配管継手部から堰内への漏えいについて」からです。

今回の報告を見て、何かデジャブ（"déjà vu"：既視感）のような？　「あれ！　これ前に見た奴ちゃうの？・・」と思い以前の記者会見配布資料を調べると、10月19日に「淡水化装置（ＲＯ２）処理水槽スキッドの予備配管からの漏えいについて」があり、『騙されてはいけない1341・・・「淡水化装置（ＲＯ２）処理水槽スキッドの予備配管からの漏えい・・！？」』で報告していました。

既視感：実際は一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じることである。フランス語 "déjà-vu"よりデジャヴュ、フランス語由来の英語 "déjà vu"よりデジャヴまたはデジャブなどとも呼ばれる。

以下に２つの報告を載せますが、「淡水化装置(RO２)の詳細図」と「淡水化装置(RO２)漏えい箇所」は並べて表示・編修しました。

 

 

 

　同じ“淡水化装置(RO２)”といっても今回は“淡水化装置（ＲＯ２－５）”ということで違うジャバラハウスのようですが、今回と前回の「淡水化装置(RO２)の詳細図」を比較すると、漏えい箇所は同じ“RO2－5スキッド（運転中）”部分です。

ただ、図が略されていて実は同じジャバラハウス内の可能性があるのですが、漏えい検知器の場所や装置の名称、数が異なっています。

何か、「どういう、こっちゃ・・！？」と言いたくなるものです。