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2015年11月26日 (木)

騙されてはいけない1356―今起こっている福島原発事故・『「遮水壁(海側)」 僅かに傾く・・!?』

1125日のネットのNHKニュースのから、『福島第一原発「遮水壁」 僅かに傾く(11252013分)』という報道です。

東電は『陸側の地下水の圧力によって、上下の長さが30メートルある壁の頂上部分が海側に最大20センチほど傾き、護岸の舗装には、ひび割れも発生している・・』というのです。

普通地中に打設した鋼管が地下水の圧力で20センチも傾き、“護岸の舗装がひび割れ”というのは、連結している鋼管全体が“動いた”という尋常な現象ではありません。

「陸側の地下水の水位が上昇しているのが原因」としていますが、確かに地下水位は、1120日の「タービン建屋東側における地下水及び海水中の放射性物質濃度の状況等について」の「地下水位の挙動(12号機間:1018日~1116日)」を見ると地下水観測孔No1-9の地下水位の上昇が確かに見られますが、10月中頃から1m程度です。

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注)海側遮水壁の打設工事は海側遮水壁の鋼管矢板が9/22に打設完了、海側遮水壁閉合作業は10/26に作業完了。図により地下水位の単位が“OP.”→“TP.”に変更されているので注意が必要

地下水観測孔No1-912号機間地盤改良工事の進捗状況(1120日朝時点)より)は一部? 遮水壁の役割をする地盤改良(海側)と今回の鋼管打設した「遮水壁」の間にある唯一? の地下水観測孔で、下図は「海側遮水壁閉合作業(鋼管矢板打設)の状況」の参考資料です。

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注)「<参考1>海側遮水壁閉合作業(鋼管矢板打設)の状況」は「20151029日廃炉・汚染水対策チーム会合第23回事務局会議、資料3-1:汚染水対策のより

「遮水壁」で閉じた後、埋め立てず遊水池? を設けて地下水位の上昇圧を逃している? はずなのです。

まさか? とは思いますが、マンション基礎の不正工事疑惑と同じ“手抜き”か“工事の不具合”または“計算・思惑違い”があったとしか思えません。

『福島第一原発「遮水壁」 僅かに傾く(11252013分 NHKニュース)

東京電力福島第一原子力発電所で、汚染された地下水の海への流出を抑えるため先月完成した「遮水壁」と呼ばれる設備が、地下水の圧力で海側に僅かに傾いていることが分かり、東京電力が設備の補強やひび割れの補修を進めています。

福島第一原発では、汚染された地下水が海に流れ出るのを抑えるため、護岸沿いに打ち込んだ鋼鉄製の壁で地下水をせき止める「遮水壁」が先月26日に完成しました。

この遮水壁を東京電力が調べたところ、陸側の地下水の圧力によって、上下の長さが30メートルある壁の頂上部分が海側に最大20センチほど傾き、護岸の舗装には、ひび割れも発生しているということです。

東京電力によりますと、「遮水壁」が完成したあと、陸側の地下水の水位が上昇しているのが原因だということです。

このため東京電力は、壁の回りに鋼鉄製の柱を設置して補強を行っているほか、舗装のひび割れから雨水が入り込んでさらに地下水が増加しないよう、樹脂を吹き付けて補修を進めているということです。

東京電力は、この傾きによって遮水壁の地下水をせき止める機能に影響が出ることはないとしています。

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