私の世界・知らない世界―「フランスのTGVが試験走行中に脱線、10人死・・！？」

ネットのAFPの記事から「フランスのTGVが試験走行中に脱線、10人死亡 ・・」というニュースですが、パリのＩＳ襲撃事件に隠れ、「試験走行中なので一般人の旅客は乗って居なかった」ということもあるので日本のマスコミは大きくは取り上げていません。

余り、大変だ！　と騒ぎたくはないのですが、ただ、もしＩＳの所業なら後のことを考えると日本の新幹線が狙われる可能性があります。

「空恐ろしい状況を想定しなければならなくなった・・！」ということです。

 

マップで事故現場を！　と探査をしましたが、フランス北東部ストラスブール（Strasbourg）はドイツの国境近くにあり、パリは真西ですがエクベルスハイム（Eckwersheim）は予想に反してストラスブールの北側、ＴＧＶは１度北に向ってから西へ行くようです。

 

・・でその現場ですが事故写真では、列車の車両が運河に落下しているのでエクベルスハイム（Eckwersheim）近くでそんな場所は上の地図に示した箇所しかありません。

以下は、その場所を近くからとストリートビューで見たものです。

 

ただ、何か違う？　というか、整合しません。事故写真の鉄橋も新幹線ＴＧＶには相応しくなく、別の高架から飛び込んだ感じです。

上からの航空写真やストリートビューと現場写真は感じとして整合しているようですが、架線が異なっています。

エクベルスハイム（Eckwersheim）の北側を良く見ると、西へ向う新線工事が見られます。

つまり、状況が全然異なっているのかも知れません？・・とすると、下の新しく作られたＴＧＶの路線にしては、くどいようですが現場写真は何か変？　です。

 

 

『TGVが試験走行中に脱線、10人死亡 フランス

（2015年11月15日 13:59　発信地：エクベルスハイム/フランス）

【11月15日 AFP】フランス北東部ストラスブール（Strasbourg）近郊エクベルスハイム（Eckwersheim）で14日、試験走行中の仏高速鉄道TGVが脱線する事故があり、少なくとも10人が死亡、37人が負傷し、5人が行方不明になっている。複数の地元当局者が明らかにした。TGVの死亡事故は、約30年前の開業以来初めて。

　車両には試験走行のため技術者ら49人が乗っていたが、それ以外の一般の乗客はいなかった。負傷者のうち12人が重体だという。事故の調査関係者によると、車両は来年春から営業運転に使用される次世代TGVの試験の一環で、高速鉄道路線を時速350キロ前後で走行していた。

　脱線した車両は、橋の下の幅約40メートルの運河に転落した。現場では警察犬を投入した捜索救助活動が行われており、夜間も続けられる予定。

　行方不明の5人について、セゴレーヌ・ロワイヤル（Segolene Royal）エコロジー・持続可能開発・エネルギー相は、一部が「依然として車中などに閉じ込められている」可能性もあると述べた。

　脱線の原因について、東部アルザス（Alsace）地方の当局者は「速度超過」との見方を示したものの、警察はまだ特定されていないと述べた。』(c)AFP