騙されてはいけない1372―今起こっている福島原発事故・「防火帯形成図・・！？」

東電のＨＰの「プレスリリース 2016年」の『「福島第一原子力発電所特定原子力施設に係る実施計画」の変更認可申請の一部補正について（2016年1月6日）』の別紙資料「III 特定原子力施設の保安　第３編（保安に係る補足説明）」の「1.2 火災への対応」からですが、「1.2 火災への対応」の最後に「福島第一原子力発電所における防火帯形成図」があるので紹介します。

   

ただ、拡大して、実際のマップ（航空写真）と比較してみるとかなりいい加減で杜撰？　というか、正確な図面ではありません。

 

「火災への対応」と関連は余りないのですが、この辺りの地点は福島第一の状況がストリートビユーで見れる！　という、発電所敷地外の道路が接近して視野を林などで遮ることのない多分唯一（全部調べたわけではありません）の場所のようです。伐採や芝刈りで見通しがよくなったのも施設（タンク）が見えるようになった原因？　かも知れません。

以下の航空写真は伐採後の状況ですが現時点ではなく、現況がどうなっているかは不明です。ただ、焼却計画があるくらいですから、まだそのままではないか？　と思われます。

 

話は別に：近くにある大きい2つのタンクが気になったので、マップ（航空写真）を拡大してみました。

 

東電のＨＰの「滞留水の処理・貯蔵状況」の説明では「“ろ過水タンク”：発電所の外から水をひき、ろ過をして溜めておくタンク。溜めた水は構内で利用している」というものです。