私の世界・面白い話のネタ―「アンゴラで発掘、404カラットの巨大ダイヤモンドと史上最大の“カリナン”・・!?」
ネットのCNNのニュースから「鉱山開発会社のルカパは15日、史上最大級となる404.2カラットの巨大ダイヤモンドがアフリカ南西部アンゴラの鉱山で発掘・・・」という話しです。
アンゴラで発掘された404カラットの巨大ダイヤモンド=Lulo Diamond Company
CNNも後に言っているように史上最大のダイヤは南アフリカで1905年に発見された3106カラットの「カリナン」で、桁違いの大きさです。
もっとも、原石をどのようにカットするかで大きさが変わりますが、カリナン (The Cullinan)は最も大きいカットのカりナンⅠが530.20カラットもあり今回の原石を越えています。
以下は、ウィキの「カリナンⅠ~Ⅸ」の写真ですが、当然ながらレプリカで、「原石はカットされて英国の王冠にあしらわれ、ロンドン塔に展示されている」ということで、ロンドン塔は昔イギリスとフランスに格安旅行で行き、見学したことがあるのですが忘れました。むしろ、「フルハムロードでインド人のおじさんから良いと思って買ったジャンパー(もちろん古着)が女物だった・・」なんてことは忘れないものです。
・・で、インド人の古着ジャンパーはどうでもいい話なのですが、ネットを調べると“famousdiamonds.tripod.com”に本物の「カリナンⅠ~Ⅸ」がありました。九つにカットされた珍しい原石の写真もあったので載せておきます。
『404カラットの巨大ダイヤ、アンゴラで発見
(2016.02.16 Tue posted at 14:32 JST)
ニューヨーク(CNNMoney) 鉱山開発会社のルカパは15日、史上最大級となる404.2カラットの巨大ダイヤモンドがアフリカ南西部アンゴラの鉱山で発掘されたと発表した。
巨大ダイヤはアンゴラダイヤモンド公社などとの共同プロジェクトで発見された。直径は7センチとクレジットカードほど。米小売り業者が色や透明度の鑑定を行った結果、不純物がほぼゼロのダイヤと判定したという。
色は完全に無色の「D」判定。米宝石学会によれば、これはホワイトダイヤモンドの中では最も希少で高い価値がある。
同プロジェクトでは2015年からアンゴラ中部の鉱山開発に着手し、これまでに「大粒の特別なダイヤモンド」を60個以上産出しているという。
ルカパはオーストラリアの証券取引所に上場しているが、今回の発表を控えて数日前から取引を中止していた。15日に取引が再開されると株価は30%急騰した。
同社のマイルズ・ケネディ会長はオーストラリアのABC放送の取材に対し、このダイヤには2000万ドル(約23億円)程度の価値があると語った。
アンゴラは世界4位のダイヤモンド産出国。今回のダイヤは、2007年に発掘された217.4カラットのダイヤ「アンゴラの星」を上回って同国では史上最大、これまでに世界で発見された中では27番目の大きさになる。
史上最大のダイヤは南アフリカで1905年に発見された3106カラットの「カリナン」で、原石はカットされて英国の王冠にあしらわれ、ロンドン塔に展示されている。』
カリナン (The Cullinan)
1905年に南アフリカのカリナン鉱山で発見された史上最大のダイヤモンド原石。3106カラット(621.2g)あり、鉱山の所有者サー・トーマス・カリナンの名前にちなんで命名された。
カリナンは、より大きな原石の一部であると考えられているが、その残りはいまだ発見されていない。
カリナンは南アフリカのトランスヴァール政府に売却され、そこから1907年11月9日、イギリス国王エドワード7世へ66歳の誕生日の贈り物として贈呈された。
カット
エドワード7世はオランダ・アムステルダムにあるアッシャー社にカットを依頼し、9つの大きな石と96個の小さな石が切り出された。9つの石にはそれぞれカリナンIからIXの名が与えられ、すべてイギリス王室か王族個人が所有している。いくつかはロンドン塔で永久展示されている。
原石であるカリナンをカットするに当たっては、当時世界最高と呼ばれたダイヤ加工技師が呼ばれた。ダイヤモンドというのは、鉄より硬いその硬度で知られるが、内部に歪みがある場合は、ある一点をつけば容易に砕ける性質(へき開性)がある。ところがその一点というのは、当時は経験をつんだ技師にしかわかりえないものであった。どうにか、その一点を見つけ、カットしたまさにその時、技師は極度の緊張で失神してしまった。失神から立ち直った彼は、カットが成功したのを見てまた気絶したとの伝説があるが、イアン・バルフォー男爵の書いた"Famous Diamonds" (2000)でその事実は否定されている。実際はカットの後でシャンパンで成功を祝ったであろうとされる。・・・(=ウィキペディア)
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