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2016年5月21日 (土)

私の世界・知らない世界―「ブルーダイヤが63億円で落札、史上最高額・・!?」

ネットのCNNのニュースから、「世界最大のブルーダイヤモンドが20日までに、スイス・ジュネーブで競売大手クリスティーズのオークションに掛けられ、5750万ドル(約63億3000万円)で落札され、競売で落札されたダイヤモンドとしては史上最高額・・」という話しです。

約63億3000万円で落札のブルーダイヤモンド(CNNより)

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19日に、「・・15.38カラットの鮮やかなピンクダイヤモンドが3160万ドル(約34億6000万円)で落札・・」という話しがあったばかりです。

約34億円で落札のピンクダイヤモンド(CNNより)

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普通の庶民感覚(私の場合)では、約63億3000万円もする世界最大のブルーダイヤモンドは、「弁当箱くらいはあるのでは・・?」と思いがちですが、15.38カラットのピンクダイヤモンドより小さく、重さは14.62カラットで、大体ですが以下のようなイメージです。

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ピンクダイヤモンドは競売大手のサザビーズのオークション、ブルーダイヤモンドは競売大手のクリスティーズのオークションで、どちらも本社は金融や保険(=博打?)を生業とする国、英国のロンドンに本社のある会社で、大きく見るとほとんど同じところ(ロンドンの中心街)です。

クリスティーズの競売場。ロンドン、1808年頃。(ウィキより)

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キング・ストリートのクリスティーズ競売場(ストリートビューで)

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ロンドン、ニュー・ボンド・ストリートにたたずむサザビーズ。(ウィキより)

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(ストリートビューで)

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クリスティーズ(Christie's

世界中で知られているオークションハウス(競売会社)。1766125日、美術商のジェームズ・クリスティー(英語版)により、イギリスの首都ロンドンに設立された。クリスティーズは第一級のオークションハウスとして創立後すぐに名声を確立し、ロンドンがフランス革命後の国際的な美術品貿易の新しい中心地となったことに乗じて成長した。

クリスティーズはかつては公開会社であり、1973年からPPR会長フランソワ・アンリ・ピノー(フランス語版、英語版)の所有権下にあった1999年まで、ロンドン証券取引所に上場していた。クリスティーズは長年のライバル社であるサザビーズと比べ、より大きな市場占有率を幾年にも亘って保持してきており、収益からみるとクリスティーズ社は現在、世界で最も規模の大きいオークションハウスである。・・・

サザビーズ(Sotheby'sNYSE:BID

現在も操業する世界最古の国際競売会社。インターネット上でオークションを開催した世界初の美術品オークションハウスでもある。

1744311日、サミュエル・ベイカーがジョン・スタンリー卿の図書館に所蔵されていた「数百の価値ある」本を売却する際、イギリスの首都ロンドンに設立された。当時の貴族は知的好奇心と虚栄心を満たすために、彼らにとって『価値が有る書籍』をどんなに高価でも入手しようとしていた。

サザビーズの名称は、サミュエル・ベイカーの甥であるジョン・サザビーに由来するものであり、彼はベイカーの死に伴い会社の半分の権限を相続した。

1983年に、アメリカの富豪A・アルフレッド・トーブマン(A. Alfred Taubman)によって買収され、1998年に公開会社となった。またサザビーズは、世界における卓越した美術品競売会社の地位をめぐって、クリスティーズ社との間に熾烈な競争関係を築いている。

今日、同社はアメリカドルにしておよそ20億ドルもの年間売り上げを誇り、オフィスをロンドンのニュー・ボンド・ストリートと、アメリカ合衆国ニューヨークのマンハッタンにあるヨーク・アベニューに構える。サザビーズの市場における支配的な位置は、自然な成長と企業買収(1964年、アメリカの美術品競売最大手、パーク・バーネット社の買収が最も有名)、そして前世紀の周期的な「芸術景気後退」期間における賢明な経営を通して獲得したものである。出品者の個人情報の保護には厳格で、たとえ盗難品の出品者の個人情報でも警察に開示することはない。・・・(=ウィキペディア)

『ブルーダイヤが63億円で落札、史上最高額

2016.05.20 Fri posted at 17:28 JST

(CNN) 世界最大のブルーダイヤモンドが20日までに、スイス・ジュネーブで競売大手クリスティーズのオークションに掛けられ、5750万ドル(約63億3000万円)で落札された。競売で落札されたダイヤモンドとしては史上最高額。

落札者は個人の収集家で、クリスティーズは身元を明らかにしていない。

このブルーダイヤはプラチナ製のリングの上で両脇に台形のダイヤをあしらったもの。重さは14.62カラットで、中程度から濃い目の色調で非常に鮮やかな「ファンシービビッド」に分類される。これまで競売に掛けられたダイヤのなかで最良の質を誇るという。

ダイヤは以前の持ち主だった故フィリップ・オッペンハイマー氏にちなんで「オッペンハイマー・ブルー」と呼ばれる。同氏の一族はダイヤモンド生産販売大手デビアスを保有する。

ブルーダイヤは全世界のダイヤモンドの0.0001%しかなく、レッドダイヤに次いで希少とされる。さらにそのうち、ファンシービビッドに分類されるのは1%にとどまる。

これまでの落札最高額は、昨年11月に落札された12.03カラットのダイヤモンドで4840万ドル。また、オッペンハイマー・ブルーが落札された前日には、同じくジュネーブで行われたサザビーの競売で、ピンクダイヤが3160万ドルで落札され話題となっていた。

『貴重なピンクダイヤ、34億円で落札 過去最高額

2016.05.19 Thu posted at 09:45 JST

(CNN) 競売大手サザビーズが17日、スイスのジュネーブで開いたオークションで、15.38カラットの鮮やかなピンクダイヤモンドが3160万ドル(約34億6000万円)で落札された。

「ユニークピンク」と呼ばれるこの石は、色の濃い「ファンシービビッド」に分類されるピンクダイヤで、シンプルな指輪にはめ込まれている。サザビーズ宝石部門の世界トップ、デービッド・ベネット氏は「鮮やかなピンクという言葉をここまで表現したダイヤはほかに想像できない。とにかく素晴らしい色だ」と称賛した。

アジアの個人収集家が電話で入札したという。サザビーズの報道担当者は、落札者の身元はまだ公開できないと述べた。

これまでに最も高い値のついたピンクダイヤは、2010年11月にサザビーズのオークションで売られた24.78カラットの「グラフピンク」で、落札価格は4620万ドルだった。

ファンシービビッドのピンクダイヤとしては、昨年11月に競売大手クリスティーズのオークションで香港の富豪、ジョセフ・ラウ氏が7歳の娘ジョセフィーンさんのために16.08カラットの石を2850万ドルで落札したのが最高額だったが、ユニークピンクが記録を更新した。

ラウ氏はその翌日、12.03カラットのブルーダイヤモンドを4840万ドルで落札。「ブルー・ムーン・オブ・ジョセフィーン」と名付けられたこのブルーダイヤは、ダイヤの落札価格として史上最高額の記録を樹立した。

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