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2016年6月14日 (火)

騙されてはいけない1409―今起こっている福島原発事故・「3号機および4号機の建屋漏えい検知器全数が監視不能・・!?」

東電の6月13日の記者会見配布資料「福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)」とネットのNHKニュースからです。

東電の「福島第一原子力発電所の状況(記者会見資料)」の「<その他>」の欄を見ると「3号機および4号機の建屋漏えい検知器全数が免震重要棟集中監視室において監視不能・・」と何か? 少し前の「英海軍の最新鋭艦が航行中に全電力を喪失・・」を思い起こすような普通はあり得ないと思われる通信回線(全数不具合は全停電か通信ネットです)事故が起こっています。

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原因が“フロアースウィッチ(ネットワークスイッチ)の故障”だそうで、装置を凝ると碌な事が起こらないのは、英海軍の最新鋭艦の全電力喪失問題と似ています。

「単純にすべての電気信号をすべての機器に向けて再送信するような中継装置」にしておけばそれぞれのコネクターが抜けるくらいしか、故障や不具合はないのです。

ネットワークスイッチ:コンピュータネットワークの集線装置の一種で、受信したデータの宛先を見て、接続された各機器への転送の可否を判断する機能を内蔵したもの。ネットワークスイッチには複数の機器がケーブルなどを介して接続され、これらの間でデータの中継・転送を行い、機器間で通信ができるようにする。このとき、受け取ったデータを解析して、関連する相手(宛先に指定されている、ブロードキャストである等)にのみデータを再送信し、それ以外の機器には転送しない。単純にすべての電気信号をすべての機器に向けて再送信するような中継装置に比べ、通信回線を不要なデータが流れることを防ぎ、ネットワーク全体の性能を向上させることができるが、受信したデータをすべて解析する必要があるため高度なデータ処理機能が必要となる。(IT用語辞典より)

 ・・で、文中の34号機サービス建屋が何処か? 気になって調べると、「福島第一原子力発電所 14号機トレンチ等内滞留水の点検について(平成251122日)」の図に載っていたので、上からマップの航空写真も添えて紹介しておきます。

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話しは別に:少し前の65日のNHKニュースに「福島第一原発2号機 冷却装置の水漏れで冷やせなかったか」が報道されていました。

よく見ると、「2号機では・・冷却装置が機能を失った詳しい原因は今も分かっていません」とか「・・冷却装置のどこからどのように水漏れが起きたのか特定を進める・・」とか、未だに悠長な東電の発言を報道しています。

『地下1階の部屋に「長靴にギリギリ水が入らないくらいの高さまで水がたまっている」のを運転員が確認しています。その1時間後には水位はさらに上がり、事故から1年後に調査した際には地下の部屋が完全に水没していました。

この冷却装置が機能を喪失したのは、最初に水がたまっているのが確認されてから2日後のことでしたが、東京電力は、これらの水が津波によるものか冷却装置からの水漏れによるものかは、現在も分からないとしています』って、“水漏れ”に決まっているのに・・笑って聞くしかありません。

『福島第一原発2号機 冷却装置の水漏れで冷やせなかったか(65511分 NHKニュース)

東京電力福島第一原子力発電所の事故で、放射性物質の大量放出が起きた2号機では、非常用の冷却装置が原子炉を冷やす機能を失って核燃料が溶け落ちましたが、詳しい原因は分かっていません。ところがその後の分析で、この冷却装置で水漏れが起きていた可能性が高いことが分かり、東京電力は、この水漏れが原子炉を冷やせなくなった事態に深く関わっているとみて、調べを進めています。

福島第一原発2号機では、事故発生から4日目に非常用の冷却装置が原子炉を冷やす機能を失い、その後、外部からの注水にも失敗して核燃料が溶け落ち、放射性物質の大量放出が起きました。しかし、冷却装置が機能を失った詳しい原因は今も分かっていません。

これについて、東京電力が2号機の内部にたまった汚染水の水位や漏れ出している量などを詳しく分析した結果、この冷却装置の付近で9平方センチ程度の穴から水漏れが起きている可能性が高いことが分かりました。

当時、この冷却装置は2号機の原子炉を冷やす唯一の手段として冷却水をポンプで原子炉に注入していました。しかし、設計上の想定とされた8時間を大きく超えて動かし続けていたことなどから、東京電力は、冷却装置に何らかの問題が起きて原子炉に送る冷却水の一部が漏れ出し、原子炉を冷やせなくなった事態に深く関わっているとみています。

さらに2号機では、溶け落ちた核燃料を冷やすために注がれた水が汚染水となって現在も冷却装置から建屋内に漏れ出していて、廃炉作業の大きな支障になっていることから、東京電力は、冷却装置のどこからどのように水漏れが起きたのか特定を進めることにしています。

非常用冷却装置は極めて重要な設備

問題の非常用冷却装置は、事故やトラブルなどの際に原子炉から出る蒸気の力でポンプを動かし、建屋内の別の場所から冷却水を引き込んで原子炉に注水する装置です。一度起動すれば電気がなくても動かし続けることができますが、細かい制御などを行うには電気が必要で、設計上の運転時間は8時間程度とされていました。

福島第一原発2号機では、津波で電源を失う直前にこの冷却装置を起動していたため、この冷却装置が原子炉を冷やす唯一の手段となっていました。しかし、想定を大きく超えて動かし続けたことに加えて、電気がないために出力の制御などができず、事故発生から4日目に原子炉に注水する機能を失いました。

この冷却装置は、福島第一原子力発電所と同じタイプのほとんどの原子炉に設置されていて、原発の安全上、極めて重要な設備と位置づけられています。

別の大きな謎も

この非常用の冷却装置を巡っては、機能喪失とは別に大きな謎が指摘されていました。政府の事故調査・検証委員会の報告書によりますと、事故発生の翌日の3月12日の午前1時ごろ、この装置が設置されていた地下1階の部屋に「長靴にギリギリ水が入らないくらいの高さまで水がたまっている」のを運転員が確認しています。その1時間後には水位はさらに上がり、事故から1年後に調査した際には地下の部屋が完全に水没していました。

この冷却装置が機能を喪失したのは、最初に水がたまっているのが確認されてから2日後のことでしたが、東京電力は、これらの水が津波によるものか冷却装置からの水漏れによるものかは、現在も分からないとしています。

専門家「今後の安全対策に影響」

原発メーカー、東芝の元技師長で法政大学客員教授の宮野廣さんは東京電力の分析結果について、「どのようにして冷却装置が動かなくなり事故が深刻化したかは、今後の原発の安全対策や福島第一原発の廃炉にも影響すると考えられる」と話しています。そのうえで、この冷却装置が福島第一原発と同じタイプの多くの原発に備えられていることを踏まえ、「装置のどこから、なぜ水漏れが起きたかを調べることが、今後の事故の検証において重要なポイントになる。それを今後の原発の安全対策に生かしていくことが必要だ」と指摘しています。

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