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2016年6月 9日 (木)

私の世界・面白い話のネタ―ネコ物語・「オーストラリア、“焼け跡の野良の食行動”という研究・・のネコ!?」

今回のネコ物語はネットの“Nasa Earth Observatory”の「焼け跡の野良の食行動」:“Feral Cats Forage at Burn ScarsJune 9, 2016)”という、何か変? というか、よっぽど暇なのか、もしくはもの凄く野良ネコが好き? いやオーストラリアのサバンナの生物環境について真剣に考えている人達の真面目な研究からです。(適当な翻訳で、誤訳はお許し下さい)

オーストラリアの野良ネコは、普通はあまり遠くまで獲物のために出かけることはありません。いつもの狩はわずか数キロの範囲のテリトリーに限定されています。しかし、その決まりも少なくとも1つ例外があり、最近火事になった土地で狩りをするネコはかなり遠くに行くことが分かりました。この現象はヒュー・マクレガー(Hugh McGregor)とオーストラリア・ワイルドライフ・コンサーバンシー(AWC)とタスマニア大学の提携による研究です。

焼け跡における野良の食行動

Photo

AWCによると、野良ネコはオーストラリア全土で一日当り野生動物を数百万匹も殺戮します。在来種への影響を軽減するためにも研究者はこれらのネコの狩猟行動を理解する必要があるそうです。

野良ネコの観察では、自分のテリトリーにおいて焼け野原になった土地で狩りをすることを好むようです。つまり、芝生などが焼けて不毛になってしまうこれらの火災は生息地であるサバンナの構造を変更してしまうかも知れないのです。野ネズミなどの小型哺乳類は、隠れるものがなくより露出してしまうので、狩をするネコは容易に捕獲することができます。

しかし、ネコは狩りのより良いチャンスのために自分のテリトリーを越えて焼けた野に思い切っって行くか? もしそうなら、どこまで彼らが行くのだろうか? を調べるのに、マクレガーらは2010年と2013年の間に、オーストラリア北西部のキンバリー地域で32匹のネコの動きを追跡するためにGPS付き首輪を使用しました。

ネコの旅は、はるかに彼らのテリトリーを越えて、12.5キロまでの範囲でした。野良ネコの遠征欲は、彼らがまばらに住んでも在来種には大きな、幅広い効果を持つことが出来ることを示唆しています。

すべての火事が等しく魅力があるという分けではなく、影響のレベルは異なりました。 ネコは激しく燃えた新しい焼けの原を好みました。焼けの原の平均的滞在期間は15日ですがグラフが示すように、延焼が新しければ50日またはそれ以上滞在することがありました。反対に、猫は以前に焼けた野原には長く滞在しませんでした。

研究者は、草が生え野原が元のように戻ると、ネコの餌食、つまり小型野生動物に有利になると推測しています。

行き先で過ごした日にち”と“焼け跡の月齢”の関係

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