私の世界・知らない世界―「イタリアの列車衝突事故・・!?」の場所
ネットのAFPと“The Wall Street Journal”の記事から「イタリア南部プーリア(Puglia)州で12日に発生した旅客列車の正面衝突事故・・」の話ですが、まずAFPの現場写真で、適当に事故の状況がわかるものを選択したものす。
単線での衝突事故ですが、タブレット方式などの閉塞(block system)を使えば良かったのですが、信号だけだと人の思い違い、ミスが起こります。
閉塞(block system)
鉄道または軌道における衝突を防ぐための信号保安システムのことである。
タブレット(他に通票、スタフ):非自動閉塞方式で用いられる、通行票の役割をするもの。1閉塞区間に1つ(1種)を定めてこれを持たない列車を閉塞区間内に入れないなどとすることで閉塞を実現する。
“The
Wall Street Journal”には、コラート(Corato)とプーリア(Puglia)《アンドリア(Andria)はプーリア(Puglia)の間違い?》の事故現場の場所が乗っていました。マップの場所は多分この辺りという所です。
現場近くの単線の状況をストリートビューで見たものです。
『イタリア列車衝突事故、死者22人に
(2016年07月13日 04:11 発信地:バーリ/イタリア)
【7月13日 AFP】(更新)イタリア南部プーリア(Puglia)州で12日に発生した旅客列車の正面衝突事故で、これまでに22人の死亡が確認された。地元警察当局が明らかにした。さらに42人が負傷し、うち4人が重体という。
アンドリア(Andria)郊外の現場では、気温が40度に達する中、200人の救助隊による救助活動が続けられている。
イタリアメディアは死者数を23人と報道。犠牲者の中には、抱き合った状態で見つかった母子もいたと伝えている。
現場では、単線上で激突した両列車の残骸が、周辺のオリーブ畑に散乱。地元ジャーナリストは、「世界の終わりのような光景で、一目見ただけで吐かないようにするのに必死だった」と語った。
ある高齢女性は地元テレビ局に対し、「遺体の一部や血、ばらばらになった人体があった」「残骸の中をはだしで歩いた。その下を掘り起こして、夫を引き擦り出した」と語った。
衝突した列車はともに4両編成だった。列車を運行していた私鉄のフェロトラムビアーリア(Ferrotramviaria)は、両列車の乗客数について、定期券利用が多いため正確な数字はわからないとしている。
調査当局によると、事故当時、少なくとも片方の列車が非常に高速で走行していた。衝突が人為的ミスによって引き起こされた可能性もあるという。
規定では、列車の片方が、コラート(Corato)とアンドリアを結ぶ単線に入る前に、駅で信号が青になるのを待つことになっていた。両列車の運転士のうち、1人の死亡が確認された。』(c)AFP/Giovanni GREZZI with Ella IDE in Rome
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