騙されてはいけない1436―今起こっている福島原発事故・「高濃度の汚染水がフランジ型の保管タンクから漏れる・・!?」
東電の10月7日の記者会見配布資料「福島第一原子力発電所の状況」と6日の「福島第一原子力発電所
Eタンクエリア D-5タンク西側上部フランジ部からの水滴下について」及びネットのNHKニュースからです.
まず、東電の10月7日の記者会見配布資料の「福島第一原子力発電所の状況」から「高濃度の汚染水が保管タンク(フランジ型)から漏れる・・」という事故の説明です。
6日に出している報告レポートです。
同じく写真・動画集の“タンク全景”と“漏えい箇所”、“養生状態”についての説明写真を少し加工・編集したものです。
写真だけでは“漏えい箇所”がはっきりと分らないのですが、一応、ここでは? というところを赤マルで囲みました。
ただ、養生”のやり方が、その場しのぎ? というか、「何でも、ビニールとテープで・・!?」という、ロシア的短絡思考(嗜好)のずぼらな私のやり方にそっくりです。
・・で、そのタンクエリアD-5タンクの場所を確認の為、マップで紹介しておきます。
漏れた量(推定)は32リットルだそうですが、全β(ストロンチウム90の代替指標)が59万Bq/Lという高濃度汚染水をフランジ型タンクで保管しているは、かなりタンク容量が切迫している? と思われます。
『福島第一原発 高濃度の汚染水が保管タンクから漏れる(10月7日4時41分NHKニュース)
6日正午すぎ、福島第一原発で汚染水を保管している1基のタンクの側面から水が滴り落ちているのを、パトロール中の作業員が見つけました。
東京電力が分析したところ、ベータ線という放射線を出す放射性物質が1リットル当たり59万ベクレルと高い濃度で検出されました。
東京電力によりますと、漏れた量は推定で32リットルで、タンク周辺に設けたせきに雨水と混ざった状態でたまっているということです。
このタンクは鉄板をボルトで継ぎ合わせたフランジ型と呼ばれるタイプで、これまでにも継ぎ目の材料の劣化による汚染水漏れが起きていることから、東京電力は今回も同じように継ぎ目から漏れたと見て調べるとともに、汚染水を別のタンクに移して漏れた場所より水位を下げるなど、漏えいを止める措置をとっています。
フランジ型のタンクについて、東京電力は、汚染水漏れを防ぐため、継ぎ目を溶接したタイプのタンクへの置き換えを進めていますが、増え続ける汚染水に対応するため、この夏からはフランジ型のタンクを、いったん処理したあとの水をためるのに当面再利用する方針にしていました。』
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