私の世界・知らない世界―「アルテック(ARTEK)・サマーキャンプ、ソビエトの少年少女がみんな行きたいと夢見た場所・・!?」
ネットのイングリッシュ・ロシア“englishrussia.com”の「伝説のソビエトのアルテック(ARTEK)・サマーキャンプ、ソビエトの少年少女がみんな行きたいと夢見た場所!」:“Legendary Soviet ARTEK Summer Camp: Place
Where Every Soviet Kid Just Wanted to Go”とAFPの記事の「旧ソ連時代の短期滞在型教育施設が再び脚光、クリミア半島」(2015年06月21日)からです。
アルテック(ARTEK)・サマーキャンプ(イングリッシュ・ロシアより)
クリミア半島のアルテックは、旧ソ連時代のすべての子供が夢見た夏のキャンプ場で、ソ連では最も暖かい黒海地域のクリミア南部の海岸に位置し、大多数の子供たちが遠くに住んでいて、長い冬の夜に夢見るには最適の楽園だったのです。
素晴らしい、最高の成績を持つものだけがこのキャンプを訪れることが出来、毎年夏には選ばれた数千人とソ連の親しみやすい国から誘われた子供たちしかアルテクに行くことが出来ません。そして、宇宙飛行士、党首指導者など、ソ連の有名人がアルテックの子供たちを訪れていました。
それぞれの子供は特別なアルテック制服を着用し、男の子用ショートパンツ、女の子用スカート、白シャツ、赤いパイオニアネクタイです。
・・で、そのアルテック(ARTEK)・サマーキャンプの場所です。
AFPは一昨年(2015年)に、「旧ソ連時代に成績優秀な子どもたちが夏の間、利用していたクリミア(Crimea)半島にある教育施設が再び、脚光を浴び・・」とアルテック(ARTEK)・サマーキャンプの記事を載せています。
クリミア半島・グルズフの教育施設アルテックで、昼食を取る子どもたち(2015年5月31日撮影)。(c)AFP/MAX VETROV
現在に近いアルテック(ARTEK)・サマーキャンプの写真はマップの添付写真でも見ることが出来ます。
「旧ソ連時代の短期滞在型教育施設が再び脚光、クリミア半島
(2015年06月21日 15:55)
【6月21日 AFP】旧ソ連時代に成績優秀な子どもたちが夏の間、利用していたクリミア(Crimea)半島にある教育施設が再び、脚光を浴びている。ソ連崩壊後は利用されなくなり、朽ち果てていた。
ロシアがクリミア半島をウクライナから掌握して以来、活気を取り戻しているのは、アルテック(Artek)と呼ばれる短期滞在型教育施設だ。
アルテックは、ロシア革命の指導者ウラジーミル・レーニン(Vladimir Lenin)の提案で1925年に設立され、当初は結核の子どもたちの療養施設として利用されていたが、次第に、新しいソ連市民を育てるというイデオロギー色の強いプロジェクトを推進する施設へと変容していった。
ソ連崩壊後、アルテックはウクライナ当局の管理下に置かれ、荒廃していたが、昨年、ロシア政府はこの地域を掌握してから、2020年までに3億6500万ルーブル(約8億3000万円)をかけて改装を進めている。
アルテックが受け入れているのは、ロシア共産党(Russian Communist Party)の青年組織「ヤング・パイオニア(Young
Pioneers)」や「コムソモール(Komsomol)」に所属している10~17歳の子どもだけだ。
アルテックに来る子どもの95%は、数学やロシア文学のコンテストで1位になったり、スポーツやダンスでトップクラスの成績を収めたりして招待された優秀な子どもたちで、滞在費用は無料だ。一方、国外から訪れる場合は、3週間で約6万5000ルーブル(約15万円)支払わなければならない。この夏には2万人の青少年がアルテックに滞在することになっている。
代表を務めているAlexei
Kasprzhak氏は、AFPの取材に対して、改装の目的は、アルテックを「バレエやエルミタージュ美術館(Hermitage Museum)に並ぶロシアの国家的シンボル」にすることだとコメントした。』(c)AFP/Marina
LAPENKOVA
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コメント
1972年に「世界子ども祭り」に参加しました
場所の地名が思い出せずもしかするとアルテックなのかわかりません
そこは1か月海辺沿のコンクリート建物で、社会主義国のソビエトや東ヨーロッパ側の子供達と国同士の文化を交換して親睦を深めました
当時私は12才で中学生から高校生を主として合計16人ほどの子供と指導者2人が参加しました
着物を持って「えひがさ」を踊ったのを覚えています
アルテックで昔その様な祭事があったのか知りたいですがご存じでしょうか?
もしわかったら教えていただきたいです
黒海がとても美しかった
通訳のターシャさんに国語辞典をお別れ時に渡してとても喜んでいただいたのを覚えています
とても優しい美しい女性でした
投稿: 多田 | 2022年3月27日 (日) 19時26分