騙されてはいけない1495―今起こっている福島原発事故・「１号機タービン建屋未調査エリアの調査・・！？」

東電の7月3日の記者会見配布資料「１号機タービン建屋未調査エリアの調査について」と6月28日の「（第５４回特定原子力施設監視・評価検討会）建屋滞留水処理の進捗状況について」の「【参考】建屋滞留水処理の進め方」や「【参考】１号機Ｔ／Ｂの残水状況」からです。

東電の「これまで未調査となっていた孤立エリア（①～③）について調査を実施」と言う報告ですが、「【参考】１号機Ｔ／Ｂの残水状況」に「未調査となっていた孤立エリア（①～③）」の説明があります。

なお、建屋の滞留水の状況が分かる資料は「建屋滞留水処理の進め方」に各号機のそれぞれの建屋内水位とその汚染水の流れやポンプによる移送が示されています。

　よく見ると1号機と2号機、3号機と4号機及び各号機内施設は水位がほとんど同じで、特に各号機内のT/B：タービン建屋やR/B：原子炉建屋、Rw/B：廃棄物処理建屋、C/B：コントロール建屋は全て通じており、最終的に最下流となる4号機を経てプロセス主建屋へ移送されているものです。

話は別に：6月27日の「福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋燃料取り出し用カバー搬入について」からです。

3号機原子炉建屋の“屋上覆い（カバー）”の一部ですが、かなりの大物、巨大構造物です。

「海上輸送（１）」・「海上輸送（２）」・「着岸」

「着岸」の拡大

「クレーンつり上げ（１）」

「クレーンつり上げ（２）」

「クレーンつり上げ（２）」の拡大

「着岸」の場所