私の世界・面白い話のネタ―「欧米男性の精子の数が過去40年ほどで急減・・で、日本でも・・!?」
ネットのCNNのニュースから、「北米や欧州、豪州に住む男性の精子の数は近年減少の一途をたどっている・・」という話ですが、わが国も草食系男子を言うまでも無く、男性の中性化=女性化が進んでいて、北欧同様なのでは? と思うのです。
それにしても気になるのは思わぬところで女性ホルモンを摂取して女性化している可能性があるのです。
欧米男性の精子の数が過去40年ほどで急減したという
精子の濃度は妊娠の可能性を引き下げる水準にまで低下しているという
環境問題の研究では「英国の河川でのオスの魚のメス化現象は、英国環境庁の結論では女性の尿中の女性ホルモンが原因・・」という話や、日本でも「東京湾や瀬戸内海に見られる“魚のメス化現象”の主な原因は、下水処理水に含まれる天然女性ホルモンの可能性が高い・・」ということで、下水処理では女性ホルモンは分解処理不能なのです。
それと日本人はエストロゲン(=女性ホルモン)と似て、同様の生理的作用を促す食物やサプリメントをかなりの量摂取していて、例えば、健康に良いといわれる大豆のイソフラボンがそうです。
「イソフラボン(=大豆製品)の摂取は女性更年期障害の改善に・・」というほど効果が認められており、安価だからと男性が大豆プロテインを筋肉増強の為に多量に摂取していると胸が大きくなり、筋肉と思っていたら女性化の豊胸だったということで慌てることになります。注1)
精子の生産は高温に弱く、男性の睾丸は空冷機能を生まれながら備えていますが、気温が低い地域では精子濃度が高く、気温の高い地域では低くなる傾向があるということで、睾丸を暖めると精子濃度が顕著に低下するのです。
つまり、温暖化現象はこんなところにも禍(わざわい)して、先進国の出生率を減少させている可能性があるのです。(「蔓延る」は「禍(わざわい)」なり)
注1)半分は冗談の話で、肝機能がまともであればエストロゲンは普通に分解処理されます。仕事や運動のし過ぎでの過労・睡眠不足、過度の飲酒癖・喫煙、偏食で肝臓機能障害など問題があると、「エストロゲン分解能力が低下、慢性的エストロゲン濃度の上昇を引き起こし、男性では乳腺肥大(女性化乳房)、女性では性周期の乱れなどが生じる・・」ということです。
なお、(私など)性的機能を気にしなくてもよい年齢の人は男女ともイソフラボン(=大豆製品)の摂取は健康に良いものです。
『欧米男性の精子数、「40年でほぼ6割減」 国際研究
(2017.07.27 Thu posted at
18:38 JST)
(CNN) 北米や欧州、豪州に住む男性の精子の数は近年減少の一途をたどり、40年ほど前の6割近くまで落ち込んだという研究結果が27日までに発表された。
イスラエルのエルサレムにあるヘブライ大学のハガイ・レビン博士とブラジル、デンマーク、イスラエル、スペイン、米国の研究者らによる共同チームが、過去に報告された185件の研究結果を分析し、生殖医療の専門誌に論文を発表した。
1973―2011年に精液を提供した50カ国の男性計4万2935人について、精子の総数と濃度(精液1ミリリットル当たりの数)を調べた。
すると北米や欧州、オーストラリア、ニュージーランドの先進諸国に住む男性のグループでは、精子の濃度が毎年平均1.4%ずつ下降し、全体ではマイナス52.4%。総数は同1.6%ずつ減少し、全体で59.3%減になっていることが分かった。
チームによると、南米やアジア、アフリカに住む男性のグループでは目立った変化がみられなかった。
先進国グループの激減ぶりには、レビン博士自身も「信じられない」とコメントしている。特に濃度が1ミリリットル当たり4000万以下と、妊娠の可能性が低くなるとされるラインを下回っている点が懸念されるという。
精子の数については、1992年にデンマークの生物学者が報告した研究でも減少傾向が指摘されていた。91年までの50年間を対象に61件の研究結果を分析したが、1件の大規模な研究で全被験者の3割を対象にするなど偏りがあり、批判も多かった。それ以来、精子は本当に減少しているのかどうかという論争が続いてきたが、「これでかなり確実な答えが出た」と、レビン博士は強調する。ただ減少の理由については依然としてさまざまな説がある。環境ホルモンや肥満の影響を示唆する意見があるほか、精子の数は気温に左右されることから、「温暖化の影響」と言い切る専門家もいる。
レビン博士は「これまでの研究で、出生前にさらされた化学物質、成人後に摂取した農薬、喫煙、ストレス、肥満といった環境要因や生活習慣との関連は分かっている」と指摘。先進国の男性らに禁煙や減量、ストレス軽減などの努力を勧めている。』
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