私の世界・知らない世界―「広連接•新活力•融実業をテーマに、中国インターネット大会・・!?」
ネットのAFPの記事からで、「広連接(広くつながる)•新活力•融実業(実業務との融合)」をテーマにした2017(第16回)中国インターネット大会がこのほど、北京国家会議中心(China National Convention Center)で行われ・・」という話で、「AI(人工知能)、知的生産システム、シェアリングエコノミー、産業インターネット、オンラインのヘルスケアシステム、オンライン教育などといった領域」はむしろ私の専門分野に近いのですが、愕くことに「インターネットサービス大手のテンセント(Tencent)や通販サイトの京東(JD.com)、3大キャリアの中国移動(China Mobile)、中国联通(China
Unicom)、中国電信(China Telecom)を含むクラウドサービスやビッグデータなど・・」という中国企業のことをまったく知りませんでした。
・・で、最初、中国インターネット大会にかなりビビッタ? というか、もの凄い展示内容を期待したのです。(以下APFの写真集より)
中国インターネット大会で展示された世界最速の電気自動車。7.1秒で速度200キロに達することが出来、最高時速は323キロ(2017年7月12日撮影)。(c)CNS/陳暁根
産業インターネットについて紹介するブースを見学する来場者(2017年7月12日撮影)。(c)CNS/陳暁根
ホームオートメーションが体験できるブース(2017年7月12日撮影)。(c)CNS/陳暁根
テンセントのブース(2017年7月12日撮影)。(c)CNS/陳暁根
VRで運転体験をする来場者(2017年7月12日撮影)。(c)CNS/陳暁根
スマートフォンアプリを体験する来場者(2017年7月12日撮影)。(c)CNS/陳暁根
これらの写真(少しの情報でコンテンツの内容が不明)で判断するのは少し早計とは思いますが、私的な感想では思ったよりも大したことがありません。何か? 私が参加していたころの日本の催し(自動制御展?)とあまり変わらない展示デザインのレビューです。
ただ、催しが行なわれた会場はオリンピック公園にあるコンベンションセンターで、所謂オリンピック跡地の有効利用、その北京国家会議センターのHPからコンベンションセンターの施設内用で、かなり凄いものです。
北京国家会議センターの場所とマップの添付写真から
北京国家会議センター(China National Convention Center)
北京市のオリンピック公園にあるコンベンションセンター。北京オリンピックではフェンシング競技と近代五種競技のフェンシング種目が行われた。同会議センターの近くには国際放送センターや、メインプレスセンターである北京国際メディアセンターもあり、大会終了後は商業施設に改装する予定。
『クラウドコンピューティングとビッグデータが北京に集結
(2017年07月18日 07:20)
【7月18日 CNS】「広連接(広くつながる)•新活力•融実業(実業務との融合)」をテーマにした2017(第16回)中国インターネット大会がこのほど、北京国家会議中心(China National Convention Center)で行われた。AI(人工知能)、知的生産システム、シェアリングエコノミー、産業インターネット、オンラインのヘルスケアシステム、オンライン教育などといった領域にまたがり、20余りのフォーラムでインターネットと実体経済のイノベーションと融合、発展を推進した。このほか、インターネットサービス大手のテンセント(Tencent)や通販サイトの京東(JD.com)、3大キャリアの中国移動(China Mobile)、中国联通(China Unicom)、中国電信(China Telecom)を含むクラウドサービスやビッグデータなどに関する展示、各種「スマート」製品の使用体験などのコーナーが設けられた。』(c)CNS/JCM/AFPBB News
<テンセント(Tencent、腾讯控股有限公司)>
中華人民共和国広東省深圳に本拠を置く持ち株会社で、インターネット関連の子会社を通してソーシャル・ネットワーキング・サービス、インスタントメッセンジャー、Webホスティングサービスなどを提供している。テンセントの100%子会社である、テンセントジャパンは東京都港区にある。
売上高では世界最大のゲーム会社であり、アプリの収益は世界一を誇り、アクティビジョン・ブリザードなど他のゲーム企業の大株主でもある。時価総額ではアリババに超えられるまでアジア最大の企業だったこともある。
世界最大のPCゲーム「League of Legends」を運営する米ライアットゲームズ社、及びUnreal
Engineで知られる米Epic Games社、世界1位のモバイルゲーム「クラッシュ・オブ・クラン」を運営するスーパーセルの親会社でもあり、また、韓国最大のモバイルチャットアプリ「カカオトーク」を提供する韓国カカオ社、および韓国第3位のゲーム企業であるCJゲームス(CJグループ)の大株主でもある。
日本のアニメの著作権購入や日中合作アニメ製作などアニメ市場にも進出している。バーチャルリアリティの他、人工知能の研究開発にも力を入れており、テンセントの囲碁プログラム「絶芸」はUEC杯や電聖戦などで優勝してる。
1998年に創業して、2004年に香港証券取引所に上場されて、2008年に香港ハンセン株価指数の構成銘柄になっている。
1998年、馬化騰(現CEO)が深圳で起業
2004年、香港証券取引所に上場
2008年、香港ハンセン株価指数の構成銘柄に入る
2012年、日本のKDDIへau用チャット・アプリを提供
2013年、日本のバンダイナムコ、集英社と連携
2015年、日本のカプコンと提携
売上高;1028億6300万元(2015年) (約1兆6千億円)、従業員数:31557人・・・
<京東商城(JD.com)>
中国で360buyを経営していた劉強東(中国語版)が設立したWebサービス会社。中国北京市朝陽区に本社を置き、同社のECサイトである「JD.com」では、家電・PC・家具・衣類・食品・書籍などの商品をネット販売している。2014年にNASDAQに上場され、2015年現在中国国内の通販サイトのシェア56.3%を占めている。
京東商城の現CEOである劉強東が2004年に「京東多媒体網」を創設し、PC機器のネット販売を開始、2006年には携帯電話や他の家電の販売も開始した。その後取り扱う商品の種類を増やし、2010年には書籍も取り扱うようになった。また、ロシア・インド・ブラジルへの市場進出もした。
<中国移動(China Mobile、中国移动通信集团公司)>
中華人民共和国の移動体通信事業者である。携帯電話の契約者数が7億6000万人を超える、世界最大の携帯電話事業者である。
2000年には中国郵電電信総局(中国電信、チャイナ・テレコム)が固定通信事業と移動体通信事業の2社に分割が決まり、それぞれ固定通信事業は新「中国電信」、移動体通信は「中国移動(チャイナ・モバイル)」となった。
1997年に香港証券取引所(コード:0941)に上場、またニューヨーク証券取引所(ティッカー:CHL)にも上場。
現在の従業員数は約12万人。社長は王建宙(Wang Jianzhou)。英文社名はChina Mobile
Communications Corporation。
一部ボーダフォンが資本参加している。
2010年現在、GSM方式とTD-SCDMA方式のサービスを全国展開している。
2008年4月から、第三世代携帯電話(3G)のテストが中国8都市(北京・上海・天津・杭州・深圳・秦皇島・瀋陽・廈門)で中国独自のTD-SCDMA (Time Division Synchronous Code Division Multiple Access) 方式を使って始めたが、テスト状況を伝える報道は少ない。
また2008年5月には、第3世代移動通信システム(3G)の実施を目前にして3つの通信メガグループ(中国電信・中国聯通・中国移動)に集約する業界の再々編成で、中国鉄通(以前の中国鉄道通信)を併合することが先頭を切って発表されている。
2008年8月開催の北京オリンピックのローカルスポンサー(公式パートナー)となっている。
<中国聯合通信有限公司(China Unicom、中国聯通)>
中国の通信事業者。1994年中国政府によって設立された。香港証券取引所とニューヨーク証券取引所に上場している。現地人には一般的に「聯通(れんとん)」と呼ばれている。
2002年からCDMAの携帯電話サービスを開始した(現在は、中国電信が譲受し撤退)。中国移動通信、ボーダフォンにつぐ世界3位の携帯電話キャリアになった。
2008年には、第三世代携帯電話(3G)の実施を目前にして3つの通信メガグループ(中国電信・中国聯通・中国移動)に集約する業界の再々編成で、中国聯通のGSM回線・業務と中国網通の業務(小霊通を含む)も引き次いだ新しい中国聯通が発表されている(中国聯通のCDMA回線・業務は中国電信に併合)。
2009年5月から、3GのサービスをW-CDMA方式により55都市(省都および深圳、大連など主要都市)で試験営業を行なった。現在は全国で3Gサービスを展開中。
2014年5月17日から、4GのサービスをFDD-LTEとTDD-LTE方式により57都市で試験営業を行なった。現在は全国で4Gサービスを展開中。
<中国電信(China Telecom Corporation Limited、中国电信股份有限公司)>
中華人民共和国最大の有線電気通信、PHS、CDMA(cdmaOne、CDMA2000、CDMA2000_1x)、4G-LET事業者である。
1994年に郵電部傘下にあった電気通信事業の運営部門である電信総局を分離、国営企業とし、1995年に「中国郵電電信総局(中国電信、チャイナ・テレコム)」となる。
2000年には固定通信事業と移動体通信事業の2社に分割が決まり、それぞれ固定通信事業は「中国電信」、移動体通信は「中国移動(チャイナ・モバイル)」となった。その後さらに、衛星通信事業会社がスピンオフし「中国衛星通信(チャイナ・サットコム)」となった。
さらに、2002年の中華人民共和国国務院の通信事業再編政策により、旧中国電信が南北2分割され、旧中国電信の北部10省市自治区の資産と事業は新中国網通(チャイナ・ネットコム)に吸収され、残りの21省市自治区の資産と事業を継承し、新中国電信とした。ただし、中国電信と中国網通は長距離通信、インターネット接続の分野ではお互いのテリトリーを侵してもよくなっていて、この分野では全国的なサービスを展開している。
2002年にニューヨーク証券取引所(証券コード:CHA)と香港証券取引所に上場。依然として中国電信は中国最大の固定通信会社である。
2008年には、第三世代携帯電話(3G)の実施を目前にして3つの通信メガグループ(中国電信・中国聯通・中国移動)に集約する業界の再々編成で、中国移動通信は中国鉄通を傘下に収め、中国電信は中国聯通のCDMA回線・事業を譲受し、中国衛星通信を中国電信の子会社化することが発表されている(中国網通は中国聯通に併合し、中国聯通は小霊通の事業を譲受した)。
2009年4月から、3Gの営業をCDMA2000で始めている。2009年内に500都市で営業を始める予定。
2013年12月から、4Gの営業をTD-LTEで始めている。 2014年6月から、4Gの営業をFDD-LTEで始めている。・・・(=ウィキペディア)
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