私の世界・知らない世界―「インドの公立病院で入院中の子どもたちが相次いで死亡・・!?」
ネットのAFPの記事から、「インド北部ウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州ゴラクプル(Gorakhpur)の公立病院で入院中の子どもたちが酸素不足により相次いで死亡した・・」という信じられない話ですが、英語のウィキ(後に掲載)によるとその病院の小児死亡数は愕くべき数字で、夏に死者数が85人は少ない方です。
BRD病院の年間小児死亡数(英語のウィキのBaba
Raghav Das Medical Collegeより)
インド北部ウッタルプラデシュ州ゴラクプルのババ・ラガフ・ダス病院の脳炎患者病棟で、子どもの手を握る母親(2017年8月14日撮影)。(c)AFP/SANJAY KANOJIA
インド北部ウッタルプラデシュ州ゴラクプルのババ・ラガフ・ダス病院で死亡した娘の写真を掲げる男性(2017年8月14日撮影)。(c)AFP/SANJAY KANOJIA
インド北部ウッタルプラデシュ州ゴラクプルのババ・ラガフ・ダス病院の脳炎患者病棟で、子どもを治療する医療スタッフ(奥、2017年8月12日撮影)。(c)AFP/SANJAY KANOJIA
インド北部ウッタルプラデシュ州ゴラクプルのババ・ラガフ・ダス病院の脳炎患者病棟で、子どもの世話をする母親(2017年8月14日撮影)。(c)AFP/SANJAY KANOJIA
インド北部ウッタルプラデシュ州ゴラクプルのババ・ラガフ・ダス病院の脳炎患者病棟に入院している子ども(2017年8月14日撮影)。(c)AFP/SANJAY KANOJIA
インド北部ウッタルプラデシュ州ゴラクプルのババ・ラガフ・ダス病院で子どもを亡くして嘆き悲しむ人々(2017年8月13日撮影)。(c)AFP/SANJAY KANOJIA
ゴラクプル(Gorakhpur)の公立病院の名前がババ・ラガフ・ダス(Baba Raghav Das)病院となっていますが、英語のウィキにはババ・ラグハブ・ダス・メディカル・カレッジ(Baba Raghav Das Medical College)、つまり医科大学の付属病院、ネルー(Nehru)病院? ではないかと思います。
BRD病院の場所
インドは『イルカを「人類ではない人」として、特別な地位を公式に認めた国』、人以外の動物にも優しいと思える反面、パキスタンと核開発競争の果てに核保有国となり世界の軍事大国の仲間入りのために膨大な費用を費やしています。
そのイルカを思う気持ちと、核開発や軍事費を少しでも貧しい子供たちに回せば済んだことだと思うのです。
『印病院で子どもが相次ぎ死亡
週末新たに25人、計85人に
(2017年08月15日 17:18)
【8月15日 AFP】インド北部ウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州ゴラクプル(Gorakhpur)の公立病院で入院中の子どもたちが酸素不足により相次いで死亡したとされる問題で、週末にかけて新たに25人が亡くなり、死者数が85人に達したことが分かった。当局がAFPに明らかにした。
先週、ババ・ラガフ・ダス(Baba Raghav
Das)病院の院長に就任したばかりのP・K・シン(P.K Singh)氏は14日、AFPの取材に応じ、「12日に12人、13日に13人の子どもが死亡したことを確認した」と話した。
これに先立って発表されていた公式声明では、今月7日から5日間で60人の子どもが死亡したことが明らかにされていた。
同病院はインドでも最も貧しいとされている地域の一つにあり、毎年、日本脳炎および急性脳炎症候群(AES)で多数の子どもが死亡している。特にAESは国内東部および北部地域で多発している。
シン院長は、週末に亡くなった25人の大半はAESの患者だったことを明らかにし、同院における「患者体験の改善」を図ることを約束した。
インドのメディアは、小児科病棟での酸素不足が原因で10日と11日に子ども30人が死亡したと伝えており、吸入用酸素の代金が支払われていなかったために、業者が酸素供給を停止したとの報道もある。
一方で地元当局は、酸素供給が途絶した原因の調査に乗り出したものの、病院側に責任があるとする報道を否定している。』(c)AFP
【ババ・ラグハブ・ダス・メディカル・カレッジ(Baba Raghav Das Medical College)】
Baba Raghav Das Medical Collegeはインド、ウッタル・プラデーシュ州、ゴラクプールの
医科大学です
<歴史>
BRDメディカルカレッジは1969年に設立され、ゴラクプール大学に所属しています。当初、蚊伝染病の治療の中心地として開発されました。ネルー(Nehru)病院は、同大学に所属しています。それには700のベッドがあり、さらに108のベッドが流行病棟にあります。
Maggi Noodlesにグルタミン酸ナトリウム(MSG)が多すぎることが判明したのは、カレッジキャンパスのGovernment
Regional Analyst Laboratoryにありました。
<子供の死>
BRDメディカルカレッジは、脳炎治療の主要なセンターです。近隣のいくつかの地区、ビハール、ネパールの患者が病院に来ます。2017年の推定によると、インドの脳炎症例の60%以上を治療し、毎年2500-3000の脳炎患者を受けている。脳炎の症例の大部分は、病院内の患者の数が400〜700人の8〜10月に到着します。
2005年にBRDメディカルカレッジで1,500人の脳炎で死亡した。被害者の90%が子供であった。悲劇は政治的な問題となり、いくつかの大臣がこの場所を訪問した。この地域の子供たちに予防接種を施行した後の症例数は減少した。
公式記録によると、2012年から2017年の間に、3000人以上の子供がBRD病院で死亡した。被害者のほとんどは日本脳炎(JE)および急性脳炎症候群(AES)で死亡した。同機関の元小児科KP Kushwaha校長によると、これらの職員数は実際には控えめである。2017年、彼は、施設の医師が、彼らに対する行動を避け、宣伝をするために死亡者数を減らすと主張した。他の医療従事者は、子供の死亡率が高いことの主因として、病院の過失を主張している。ここ数年、大量の児童死亡事故が発生した後、いくつかの政治家が病院を訪れました。彼らは病院施設のアップグレードを約束したが、そのようなアップグレードは行われなかった。
大学経営陣は、施設内の施設の不足のために資金不足を挙げている。2017年8月、毎月300人の小児患者が50床の小児集中治療室(ICU)に入院していたことが報告されました。1人の幼児ウォーマーが3〜4人の赤ちゃんのために同時に使用されていました。新生児の家族には、同じ暖房器内の他の赤ちゃんから奪われた感染のために赤ちゃんが死亡した場合、責任を負わないという同意書に署名するよう求められました。2016年8月に、Anupriya
Patel連邦保健大臣が施設を訪問したとき、BRDカレッジでは薬を購入する予算がなかったことが報告されました。患者は外部から薬を購入しなければなりませんでした。2016年2月、大学の校長は、脳炎の治療のために、政府から約 3億7,990万ドルの予算を求めました。カレッジはまた、スタッフ1人当たり149人のレベル3のICUを設立するために 1億ユーロを要求した。この提案は2017年8月に州政府によって承認されなかった。2017年3月に、同機関の酸素供給業者は、支払い不足のためにサービスを中止した。2017年8月中旬に、病院への酸素供給が不十分であったために、70人以上の子供が死亡した。このケースではFIRが提起され、国家人権委員会も通知を出した。(=英語のウィキの翻訳版)
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